「うちの子、ボール嫌いかも?」遊びにすぐ飽きる犬の心をつかむ心理術

UZUZ Magazine #104

「うちの子、ボール嫌いかも?」遊びにすぐ飽きる犬の心をつかむ心理術

期待を込めてボールを投げてみても、数回で興味をなくしたり、まったく見向きもしてくれなかったり…。「もしかして、うちの子はボール遊びが嫌いなのかな?」と、寂しく感じてしまう飼い主さんは少なくありません。
でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。その行動の裏には、犬なりの理由が隠されているのです。
この記事では、ボールへの興味を引き出すための、ちょっとしたコツと心理術をご紹介します。

2つの異なるボールの前で、少し首を傾げて考え込んでいるような表情のフレンチブルドッグ。

Point 01

理由1:そのボール、本当に「好み」ですか?

私たちに食べ物の好みがあるように、犬にもボールの好みがあります。硬いプラスチックの感触が苦手な子もいれば、テニスボールの毛羽立ちが気になる子もいます。
また、ボールが発する音や匂いが原因で興味を示さないケースも。
まずは先入観を捨て、素材、硬さ、大きさ、重さが異なるいくつかのボールを試してみて、愛犬がどんな反応を示すかじっくり観察してみましょう。

いくつかのおもちゃが入った木製のおもちゃ箱から、特別なボールを一つだけ選び出している人の手。

Point 02

理由2:「いつでも遊べる」は「いつでも遊ばない」

ボールがおもちゃ箱に出しっぱなしになっていませんか?いつでも手に入るものは、その価値が薄れてしまいがちです。
ボールは飼い主さんと一緒に遊ぶ「特別な時間」にだけ登場するアイテムにしてみましょう。
遊びが終わったら、きれいに拭いて犬の届かない場所にしまい、「また明日遊ぼうね」と声をかける。この「限定感」が、ボールへの期待と価値を高めるのです。

芝生の上で不規則に跳ねる変わった形のボールと、背景で楽しそうに飛びかかっているボーダーコリーの動きのブレ。

Point 03

理由3:飼い主が一番楽しむ!遊びのマンネリを打破する

犬は飼い主の感情を敏感に察知します。飼い主自身が心から楽しそうにしていると、犬も「なんだか楽しそう!」と興味を持つものです。
ただ投げるだけでなく、ボールを隠してみたり、不規則なバウンドをするボールを使ってみたりと、遊びに変化をつけてみましょう。
何より大切なのは、飼い主が「楽しむ」こと。そのポジティブなエネルギーが、愛犬の心を動かす一番のきっかけになります。

💡 この記事のまとめ

愛犬がボールに飽きてしまうのは、あなたの愛情が足りないからではありません。ほんの少し視点を変え、遊び方を工夫するだけで、ボールは再び輝きを取り戻します。
愛犬の個性を尊重しながら、あなたと愛犬だけの楽しいボール遊びを創造してみてください。

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