シニア犬との穏やかな時間。体に優しいボール遊びで心と脳を元気に

UZUZ Magazine #103

シニア犬との穏やかな時間。体に優しいボール遊びで心と脳を元気に

「若い頃のように走らなくなった」「寝てばかりで、少し心配…」。
愛犬がシニア期に入ると、その変化に戸นอก、どう接すればいいか悩むことがありますよね。
しかし、年齢を重ねたからこそ楽しめる、穏やかで優しいボール遊びがあります。この記事では、シニア犬の心と体に寄り添うボール遊びのアイデアをご紹介します。

非常に柔らかく、優しい質感の布製ボールの極端なクローズアップ写真。パステルカラーの光が当たっている。

Point 01

ポイントは「柔らかさ」。歯と顎に負担をかけないボール選び

シニア犬にとって、硬すぎるボールは歯や顎への負担が大きく、怪我の原因にもなりかねません。選ぶべきは、軽くて柔らかい素材のボールです。
布製や、柔らかいラテックス、シニア向けのソフトラバーなどがおすすめです。
咥えやすいように、少し凹凸があったり、掴める部分があったりするデザインも良いでしょう。安全に、そして快適に遊べるボールを選ぶことが、何よりも大切です。

日当たりの良い部屋で、ブランケットの下に半分隠された柔らかいボールの匂いを優しく嗅いでいる、口周りが白くなった高齢のラブラドール。

Point 02

「投げる」から「探す」へ。嗅覚で楽しむノーズワーク

走ってボールを追いかけるのが難しくなっても、犬の優れた嗅覚は衰えにくいと言われています。この嗅覚を使った遊びが「ノーズワーク」です。
おやつを入れられるタイプの柔らかいボールを、部屋の隅やクッションの裏にそっと隠して、「探してごらん」と優しく促してみましょう。
宝探しのようにボールを見つけ出す達成感は、シニア犬の自信と喜びにつながります。

床の上のボールのそばで、飼い主がシニアのキャバリア犬の肩を優しくマッサージしている様子。

Point 03

大切なのは時間より質。心を通わせる短いふれあい

シニア犬は疲れやすいため、長時間の遊びは禁物です。5分程度の短い時間でも、集中して遊べば十分な刺激になります。
大切なのは、遊びを通じて心を通わせること。ボールを優しく転がしてあげたり、見つけたらたくさん褒めてあげたり。
遊びの終わりには体を優しく撫でてマッサージしてあげることで、興奮を静め、深いリラックス効果と安心感を与えることができます。

💡 この記事のまとめ

シニア犬との時間は、かけがえのない宝物です。
激しい運動はできなくても、穏やかなボール遊びを通じて、愛情と理解を深めることができます。愛犬のペースに合わせて、今日から新しいコミュニケーションを始めてみませんか。

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