そのサイン見逃してない?ドッグランでの愛犬のSOSとトラブル回避術

UZUZ Magazine #664

そのサイン見逃してない?ドッグランでの愛犬のSOSとトラブル回避術

楽しく遊んでいるように見えても、実は愛犬が「もうやめて!」とSOSサインを出していることがあります。
そのサインを見逃してしまうと、犬同士の思わぬトラブルに繋がることも。
この記事では、愛犬をトラブルから守るために、飼い主さんが知っておくべき「犬の言葉」と、危険を察知した際の対処法を具体的に解説します。

大きなあくびをしている犬の横顔のクローズアップ。背景はパステル調にぼけている。

Point 01

サイン1:「もう限界…」ストレスを示すカーミングシグナル

カーミングシグナルとは、犬が自分や相手を落ち着かせるために見せるボディランゲージです。
例えば、頻繁にあくびをする、自分の鼻をペロペロ舐める、体をブルブルっと振る、といった行動は「ちょっと今の状況はストレスだな」と感じているサインです。
これらのサインが見られたら、一度その場から離れて休憩させてあげましょう。

二つのおもちゃが並んでおり、一つは倒れている。遊びのバランスを表現した抽象的な写真。

Point 02

サイン2:遊びと本気の境界線を見極める

犬同士の追いかけっこは、見ていて微笑ましい光景です。しかし、一方的に追い回されている、体の大きさが違いすぎる、片方が嫌がっているのにしつこく続く、といった場合は危険な兆候です。
楽しい遊びでは、追いかける役と追いかけられる役が自然と入れ替わったり、途中で休憩を挟んだりします。
愛犬の表情や尻尾の動きにも注目し、緊張していないか確認しましょう。

飼い主が犬の首輪を優しく掴み、犬がその飼い主を信頼しきった目で見上げている。

Point 03

対処法:愛犬を守る「魔法の言葉」と退室の勇気

もし愛犬が他の犬にしつこくされている場合は、間に割って入り「うちの子、少し疲れちゃったみたい」と相手の飼い主さんに笑顔で伝え、愛犬を優しく引き離しましょう。
また、愛犬が興奮しすぎている時も、一度リードをつけてクールダウンさせることが大切です。
「まだ遊びたがっているから」と長居せず、愛犬が楽しいうちに切り上げる「退室の勇気」も、トラブルを避ける重要なスキルです。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでの安全は、飼い主さん一人ひとりの観察眼にかかっています。
愛犬が発する小さなSOSサインに気づき、適切に行動することで、多くのトラブルは未然に防ぐことができます。
愛犬にとって一番のボディガードは、他の誰でもない、あなた自身なのです。

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