愛犬に防寒着は本当に必要？初めての冬を迎える飼い主さんのための選び方ガイド

犬は犬種や年齢によって寒さの感じ方が大きく異なります。特に、体が小さく地面に近い小型犬や、被毛が短い犬種、体温調節機能が衰え始めるシニア犬は寒さに弱い傾向があります。
体を小さく丸めて震えている、散歩に行きたがらない、暖かい場所から動こうとしない。これらは、愛犬が発する「寒い」のサインかもしれません。
まずは愛犬の様子を注意深く観察し、防寒着が必要かどうかを見極めることが大切です。

初めての防寒着選びで最も重要なのは「快適さ」です。まずステップ1は、正確な採寸。首周り、胴回り、着丈の3点を測りましょう。次にステップ2は、用途に合わせた素材選び。室内用なら通気性の良いコットンやフリース、屋外用なら保温性の高いダウンや撥水加工のものがおすすめです。
最後のステップ3は、試着です。動きを妨げないか、肌に擦れていないかを確認しましょう。
デザインも大切ですが、まずは愛犬がストレスなく着られることを最優先に考えてあげてください。

最初は服に戸惑う子も少なくありません。無理に着せようとせず、まずは服の匂いを嗅がせたり、おやつをあげながら袖に手を通す練習から始めましょう。
「これを着ると楽しいお散歩に行ける」という良いイメージを結びつけることがポイントです。
短時間の着用からスタートし、少しずつ慣らしていくことで、防寒着は愛犬にとって冬の頼もしい味方になってくれるはずです。