シニア犬の「飲みにくい」を解決。体に優しい水飲みボウルの選び方

UZUZ Magazine #52

シニア犬の「飲みにくい」を解決。体に優しい水飲みボウルの選び方

最近、愛犬が水を飲むときにむせたり、以前より飲む量が減ったりしていませんか?それは、年齢を重ねた体からのサインかもしれません。
シニア期に入ると、若い頃には何でもなかった動作が負担になることがあります。この記事では、愛犬の健やかな毎日を支える、体に優しい水飲みボウルの選び方をご紹介します。

木製のスタンドに乗った犬用の水飲みボウルにピントが合った写真。背景には、白髪混じりのゴールデンレトリバーが楽な姿勢で水を飲んでいる様子が優しくぼけて写っている。

Point 01

首や腰への負担を和らげる「高さ」の重要性

シニア犬にとって、床に置かれたボウルから水を飲むために深く頭を下げる姿勢は、首や腰に大きな負担をかけます。
スタンド付きのボウルや高さのある食器台を使うことで、自然で楽な姿勢で水分補給ができるようになります。
関節炎などを患っている子には特に効果的で、食事や飲水の質の向上につながります。

柔らかなピーチ色の、傾斜がついた陶器製水飲みボウルのマクロ撮影。水面が光を反射し、縁から一滴の水がこぼれ落ちそうだ。

Point 02

飲みやすさを追求した「傾斜」という工夫

ボウルに傾斜がついていると、顔を深く突っ込まなくても水が飲みやすくなります。特にマズルが短い犬種や、嚥下(えんげ)する力が弱くなってきたシニア犬におすすめです。
水が中央に集まりやすいので、最後まで楽に飲み干すことができるというメリットもあります。フードボウルとしても活用できるタイプが多いのも嬉しいポイントです。

側面に目盛りがついた白い水飲みボウルのクローズアップ。数字にピントが合っており、背景には休んでいるシニア犬のシルエットがぼんやりと見える。

Point 03

健康管理に役立つ「機能性」ボウル

シニア期は、飲水量の変化が腎臓病などのサインであることも少なくありません。ボウルの内側に目盛りが付いていれば、毎日どれくらい飲んだかを簡単に把握でき、健康管理に役立ちます。
また、水をあまり飲みたがらない子には、常に新鮮な水が流れる自動給水器も興味を引くきっかけになるかもしれません。

💡 この記事のまとめ

愛犬の老化は自然なことですが、少しの工夫でその負担を大きく和らげることができます。体に優しい水飲みボウルは、シニア犬のQOL(生活の質)を高めるための重要なアイテムです。
愛犬の今の状態をよく観察し、最適なボウルを選んで、一日でも長く快適な毎日をプレゼントしてあげましょう。

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