
UZUZ Magazine #220
多頭飼い・上級者向け。トレーニング効率を最大化する「プロ仕様トリーツポーチ」
「複数のおやつを使い分けたい」「クリッカーなどのツールも一緒に収納したい」。
多頭飼いや本格的なトレーニングを行う上級者にとって、トリーツポーチは単なるおやつ入れではなく、効率を左右する重要な「戦略的ツール」です。
この記事では、プロのドッグトレーナーのようなスムーズな動きをサポートする、高機能トリーツポーチの選び方を、具体的なニーズに合わせて解説します。

Point 01
仕切りと容量が鍵。複数おやつの使い分けを可能に
トレーニングの難易度に応じてご褒美の価値を変えるのは、非常に効果的なテクニックです。
そのためには、内部に仕切りがあるトリーツポーチが必須。メインの収納スペースが2つ以上に分かれているタイプを選びましょう。
普段用のフードと、特別な時用のスペシャルなトリーツを分けて入れておくことで、犬のモチベーションを巧みにコントロールし、トレーニングの質を向上させることができます。

Point 02
一瞬を逃さない。片手で完結する「高速アクセス」性能
上級者のトレーニングでは、コンマ数秒のタイミングが成否を分けることもあります。
片手で、しかも見なくても瞬時に開閉できる「バネ口(ヒンジ)式」のポーチは、プロのトレーナーにも愛用者が多いタイプです。
大きく開いたままの状態をキープできるため、連続してご褒美をあげる際にもストレスがありません。マグネット式も便利ですが、よりスピーディーなアクセスを求めるならバネ口式が最適解と言えるでしょう。

Point 03
おやつ以外のツールも。拡張性と収納力をチェック
クリッカーやターゲットスティック、携帯用の水入れなど、トレーニングに使うツールは様々です。
これらのアクセサリーを装着できるDリングやカラビナループ、小物を分けて収納できる複数のポケットが付いているかを確認しましょう。
特に、スマートフォンや鍵を安全にしまえるジッパー付きのポケットがあると、トレーニングに集中できます。必要なものすべてに手が届く「司令塔」のようなポーチが理想です。
💡 この記事のまとめ
優れたトリーツポーチは、あなたのトレーニングスキルを最大限に引き出し、愛犬とのコミュニケーションを新たなレベルへと導いてくれます。
ただ便利なだけでなく、あなたの意図をスムーズに犬へと伝えるための拡張機能のような存在です。
ご自身のトレーニングスタイルに合ったプロ仕様のポーチを選び、愛犬とのより深く、より豊かな関係を築いていきましょう。
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