
UZUZ Magazine #247
お散歩、ドッグラン、お留守番。シーン別・犬のクールウェア最適解
「クールウェア、持ってはいるけど、どんな時に着せるのが正解?」「ドッグランで遊ぶ日と、近所を少し歩くだけの日。同じもので大丈夫?」
そんな疑問を感じたことはありませんか?クールウェアは、ただ着せるだけでなく、シーンに合わせて使い分けることで、その効果を最大限に引き出すことができます。
愛犬の夏をより快適で安全なものにするための、一歩進んだクールウェア活用術をご紹介します。

Point 01
【SCENE 1】毎日のショート散歩:手軽さと快適さ重視
15分程度の短いお散歩がメインなら、手軽さが一番。着るだけでひんやりする「接触冷感素材」のタンクトップやTシャツがおすすめです。
濡らす手間がなく、さっと着せてすぐに出かけられるのが最大のベネフィット。UVカット機能付きなら、紫外線対策も同時にできて一石二鳥です。
ただし、長時間の冷却効果は期待できないため、あくまで短時間のお出かけ用と割り切りましょう。

Point 02
【SCENE 2】ドッグランやアウトドア:持続性と動きやすさ重視
ドッグランやハイキングなど、アクティブに過ごす日には、冷却効果が長持ちする「気化熱タイプ」が最適です。
走り回って体温が上がっても、ウェアの水分が蒸発することで効率的に体を冷やし続けてくれます。
選ぶ際は、伸縮性に優れ、体にフィットするデザインを選ぶのがポイント。体にフィットすることで、動きを妨げず、冷却効果も均一に行き渡ります。予備の水を携帯し、途中でウェアを湿らせてあげるとさらに効果的です。

Point 03
【SCENE 3】室内や車での移動:安全性と優しい冷たさ重視
エアコンの効いた室内でも、犬は暑さを感じることがあります。特に、ケージでのお留守番や車での長距離移動中は、熱がこもりやすいので注意が必要です。
そんな時は、体を冷やしすぎない「接触冷感タイプ」や、薄手の「気化熱タイプ」を軽く湿らせて着せてあげるのが良いでしょう。
ただし、濡れたまま長時間放置すると体が冷えすぎてしまう可能性も。飼い主さんが状態をこまめにチェックできない長時間の留守番では、乾いた状態で着せておくのが安全です。
💡 この記事のまとめ
クールウェアのポテンシャルを最大限に引き出す鍵は「使い分け」にあります。それぞれのシーンの目的と環境に合わせて最適な一着を選ぶことで、愛犬はどんな場面でも快適に過ごせるようになります。
さあ、お手持ちのウェアを見直して、次の週末の計画を立ててみませんか?
正しい使い分けで、愛犬との夏の思い出を、もっと豊かで安全なものにしましょう。
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