子犬・成犬・シニア犬別|愛犬の成長に合わせた水飲みボウルの選び方

UZUZ Magazine #290

子犬・成犬・シニア犬別|愛犬の成長に合わせた水飲みボウルの選び方

人間と同じように、犬も年齢を重ねるごとに身体が変化し、必要なケアが変わってきます。それは、毎日使う水飲みボウルも例外ではありません。
子犬、成犬、そしてシニア犬。それぞれのライフステージに最適なボウルは、一体どんなものでしょうか?
愛犬の一生に寄り添う、正しいボウル選びのポイントを解説します。

ふわふわの子犬(ポメラニアン)が、幅広で安定したパステルピンクのボウルによじ登ろうとしている。子犬の小さな足とボウルの頑丈な土台にピントが合っている。

Point 01

やんちゃな「子犬期」は、安定性と安全性で選ぶ

何にでも興味津々な子犬期は、ボウルをおもちゃにして遊んでしまうことも。ボウルをひっくり返したり、噛み砕いたりしないよう、安定感があって頑丈なものを選びましょう。
底が広く、ある程度重さのある陶器製や、傷がつきにくいステンレス製がおすすめです。
万が一、噛んでしまっても安全な素材であること、そして成長に合わせてサイズを見直すことも忘れないようにしましょう。

運動後、ボーダーコリーが大きなステンレス製のボウルに顔を突っ込んで水を飲んでいる。背景には緑の野原がぼやけて写っており、活発なライフスタイルを物語っている。

Point 02

元気いっぱい「成犬期」は、容量と素材で選ぶ

成犬期は、犬の大きさや活動量に合わせて、十分な水分補給ができる容量のボウルを選ぶことが大切です。特に夏場や運動後には、たくさんの水を必要とします。
お留守番が長い場合は、少し大きめのボウルを用意すると安心です。
素材は、ライフスタイルに合わせて選びましょう。お手入れのしやすさを重視するならステンレス、インテリアとの調和を考えるならデザイン豊富な陶器製が人気です。

年老いたゴールデンレトリバーが、傾斜のついた高さのある陶器製ボウルから水を飲んでいる。その白髪混じりの口元が優しく照らされ、楽な姿勢でいることがわかる。

Point 03

身体に優しく。「シニア期」は「高さ」と「傾斜」が決め手

筋力や関節が衰えてくるシニア期には、身体への負担をいかに軽減できるかがボウル選びの鍵となります。首を下げずに楽な姿勢で水が飲めるよう、高さのあるスタンド付きのボウルがおすすめです。
また、フードが食べやすいように設計された、手前に傾斜がついたボウルも嚥下(えんげ)をサポートし、誤嚥のリスクを減らす助けになります。
飲み口が広く浅いボウルは、視力が低下したシニア犬にとっても水の場所を認識しやすく、安心して飲むことができます。

💡 この記事のまとめ

水飲みボウルは、ただの水入れではありません。愛犬の成長と健康を支える、大切なヘルスケアアイテムです。
子犬からシニアまで、その時々の愛犬の身体の状態やニーズをしっかりと見極め、最適なボウルを選んであげましょう。
その小さな思いやりが、愛犬の健やかで幸せな一生に繋がっていくはずです。

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