シニア犬・小型犬の飼い主さんへ。諦めないで！愛犬に寄り添う給水ボトルの選び方

シニア犬は、飲む力が弱くなったり、首を下に曲げるのが辛くなったりすることがあります。
また、小型犬は口が小さいため、飲み口が大きすぎるとうまく飲めません。
一般的な給水ボトルでは、水が飲みにくかったり、むせてしまったりする可能性があるのです。脱水症状を防ぐためにも、彼らにとっての「飲みやすさ」を最優先に考えましょう。

ボトル選びで注目したいのは、優しい設計です。一つ目は「軽い力で水が出る」こと。舌でボールを押す力が弱い子でも、楽に飲めるタイプを選びましょう。
二つ目は「浅くて広い飲み皿」。首への負担が少なく、マズルが短い犬種でも飲みやすいです。
三つ目は「軽量な素材」。飼い主さんの持ち運びの負担だけでなく、万が一落とした際の安全性にも繋がります。

歯や歯茎が弱くなっているシニア犬には、硬いプラスチックよりも、口当たりの良いシリコン製の飲み口などがおすすめです。
また、水を飲むのがあまり上手ではない子には、飲み口から直接飲むタイプより、一度お皿に水が溜まるタイプの方が安心して飲める場合があります。
愛犬の性格や飲み方の癖をよく観察して、最適なものを見つけてあげましょう。