愛犬の「食べづらそう…」はサインかも?食事の姿勢を見直すフードボウル選び

UZUZ Magazine #501

愛犬の「食べづらそう…」はサインかも?食事の姿勢を見直すフードボウル選び

毎日の食事の時間、愛犬がむせたり、食べた直後に吐き戻してしまったり。「うちの子は食いしん坊だから」と見過ごしていませんか?
その食べづらそうな様子は、使っているフードボウルが原因かもしれません。
実は、フードボウルの「高さ」と「角度」を少し変えるだけで、愛犬の身体への負担を減らし、食事の時間をより快適なものへと変えることができるのです。

高さのある白いフードボウルと、その横にいるコーギーの耳の一部

Point 01

なぜ「高さ」が重要?首や関節への負担を減らす理想の姿勢

床に直接置かれたフードボウルで食事をすると、犬は頭を大きく下げなければなりません。
この姿勢は、首や前足の関節に大きな負担をかけてしまいます。特に、シニア犬や、ヘルニアになりやすい犬種にとっては、日々の積み重ねが痛みの原因になることも。
適切な高さのあるフードボウルを選ぶことで、頭と食道がほぼまっすぐになり、食べ物がスムーズに胃に送られるようになります。これは、消化を助け、吐き戻しのリスクを軽減する効果も期待できるのです。

傾斜があり、フードが下に集まっているパステルブルーのフードボウル

Point 02

「傾斜」がもたらす驚きの効果。早食いと食べこぼしを防ぐ

フードボウルに少し角度がついているだけで、驚くほど食べやすさが向上します。
傾斜によってフードが自然に手前に集まるため、犬が舌や鼻先でフードを追いかける必要がなくなります。
これにより、勢い込んで食べることで空気を一緒に飲み込んでしまう「早食い」を防ぐ効果が期待できます。また、マズルの短い犬種にとっては、顔がすっぽり入って食べやすいというメリットもあります。

犬の体高をメジャーで測っている人の手

Point 03

最適な高さと角度の見つけ方

最適なフードボウルの高さの目安は、犬が立った状態で、肩の高さから5〜10cmほど低い位置です。
器に顔を入れたときに、背中が床と平行になるのが理想的です。
角度については、10〜15度程度の傾斜がついたものが一般的ですが、愛犬の食べ方をよく観察し、最も食べやすそうなものを選んであげることが大切です。まずは空の雑誌や台の上に今ある食器を置いてみて、高さを試してみるのも良いでしょう。

💡 この記事のまとめ

たかがフードボウル、されどフードボウル。毎日使うものだからこそ、少しの工夫で愛犬の健康寿命は大きく変わる可能性があります。
愛犬が「食べやすい」と感じるボウルを見つけて、食事の時間をより幸せで、健康的なひとときに変えてあげませんか?
様々な種類のフードボウルを比較検討して、あなたと愛犬にぴったりの一品を見つけてみてください。

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