人間用じゃダメ?愛犬の安全を守る『犬用』ハンディファンを選ぶべき理由

UZUZ Magazine #514

人間用じゃダメ?愛犬の安全を守る『犬用』ハンディファンを選ぶべき理由

「家に人間用のハンディファンがあるから、それで代用できないかな?」そう考える飼い主さんも多いかもしれません。
しかし、人と犬とでは、身体のつくりも、物事の感じ方も大きく異なります。
なぜ「犬用」として設計された製品を選ぶことが大切なのか、愛犬の安全と快適さにつながる3つの理由を解説します。

犬用ハンディファンの細かい安全ガードの超クローズアップ。背景にはボストンテリアの濡れた鼻がぼけて写っている。

Point 01

理由1:好奇心から守る『安全設計』の違い

犬は気になるものがあると、鼻先でクンクンしたり、ペロッと舐めてみたりします。
人間用のハンディファンは、ガードの隙間が広く、犬の鼻や舌、被毛が巻き込まれてしまう危険性があります。
犬用に設計されたものは、こうした事故を防ぐためにガードが細かくなっていたり、羽根自体が柔らかい素材で作られていたりと、愛犬の好奇心を前提とした安全対策が施されています。

ハンディファンから出る静かな音を、穏やかな波紋として視覚的に表現した抽象的な写真。

Point 02

理由2:敏感な聴覚に配慮した『静音性』の違い

人には快適な風量でも、そのモーター音は犬にとって大きな騒音に感じられることがあります。
特に安価な人間用の製品は、動作音が大きい傾向にあります。
犬用のハンディファンは、犬がストレスを感じにくいよう、静音性に優れたモーターを採用しているモデルが多く、リラックスした状態で涼しさを提供できるように考えられています。

ビションフリーゼの白い毛の上を、ハンディファンからの優しい風を表現した半透明の布が流れていく様子。

Point 03

理由3:犬の生態に合わせた『風の質』の違い

全身を毛で覆われ、汗をほとんどかかない犬にとって、ただ強い風を当てるだけでは効果的に体を冷やせません。
犬用の製品の中には、風を和らげる工夫がされていたり、犬が涼しいと感じやすい特定の体の部位(お腹や首元など)に風を当てやすいよう設計されていたりするものがあります。
愛犬の身体の仕組みを理解した上で作られた「優しい風」こそが、本当に必要なのです。

💡 この記事のまとめ

大切な家族である愛犬だからこそ、専用に設計されたアイテムで、最大限の安全と快適さを提供してあげたいもの。
人間用のハンディファンで代用する前に、ぜひ「犬用」ならではの配慮に目を向けてみてください。
それが、愛犬の健やかな夏を守るための、飼い主としての一番の愛情表現かもしれません。

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