うちの子、しつこい?ドッグランでの「上手な遊び方」を教える3ステップ

UZUZ Magazine #702

うちの子、しつこい?ドッグランでの「上手な遊び方」を教える3ステップ

愛犬が楽しそうに他の犬を追いかける姿は微笑ましいもの。でも、もし相手の犬が嫌がっているサインに気づけていなかったら…?
「しつこい子」と思われないために、犬同士のコミュニケーションを学び、飼い主さんがスマートに介入する方法を身につけましょう。
愛犬の社会性を育むための、ポジティブな3ステップをご紹介します。

少し耳を後ろに倒している犬の横顔のクローズアップ。犬のボディランゲージを示している。

Point 01

ステップ1:相手の「もうやめて」サインを読み取ろう

犬たちは言葉の代わりに体で会話します。相手の犬がしっぽを足の間に巻く、耳を後ろに倒す、顔をそむける、体をブルブルと振る、といった行動は「ちょっと今は遊びたくないな」「しつこいな」というサインです。
これらのサインを見つけたら、遊びがエスカレートする前に、愛犬の注意を引くチャンスです。
まずは飼い主さんが、犬たちの言葉を理解することから始めましょう。

飼い主の手がカラフルなおもちゃを一匹の犬に差し出している。犬は興味深そうに鼻を近づけている。

Point 02

ステップ2:「中断」の合図で遊びにメリハリを

相手の犬が嫌がっているサインを見つけたら、叱るのではなく、ポジティブに遊びを中断させます。これを「ポジティブ・インターラプション(肯定的中断)」と言います。
楽しそうな声で愛犬の名前を呼び、「こっち!」とおやつやお気に入りのおもちゃを見せて気を引きましょう。
愛犬が飼い主さんの元に来たら、たくさん褒めてあげます。これにより「追いかけるより、飼い主さんのところへ行く方がもっと楽しい」と学習させることができます。

太陽の光が降り注ぐ野原で、一匹の犬が楽しそうにフリスビーをキャッチしている。

Point 03

ステップ3:飼い主さんが「最高の遊び相手」になる

ドッグランは犬同士が遊ぶ場所ですが、飼い主さんとの絆を深める場所でもあります。他の犬に執着しすぎないように、飼い主さんがボールやフリスビーで一緒に遊んであげましょう。
「ドッグラン=他の犬とだけ遊ぶ場所」ではなく、「ドッグラン=飼い主さんともっと楽しく遊べる場所」という認識を持たせることで、愛犬の意識は自然と飼い主さんに向くようになります。
これにより、いざという時のコントロールもしやすくなります。

💡 この記事のまとめ

愛犬の行動を観察し、犬たちのサインを読み取り、適切なタイミングで介入すること。これが、ドッグランでのトラブルを防ぎ、愛犬の社会性を健やかに育むための鍵です。
今日からあなたも、愛犬にとって最高のプレイメイトであり、頼れるリーダーになってあげてください。

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