【破壊神な愛犬へ】もう壊されない!獣医も勧める『丈夫なおもちゃ』の選び方

UZUZ Magazine #83

【破壊神な愛犬へ】もう壊されない!獣医も勧める『丈夫なおもちゃ』の選び方

「新しいおもちゃを与えたのに、数分後には見るも無残な姿に…」「うちの子は、まるで破壊神なんです」そんな悩みを抱えていませんか?
おもちゃをすぐに壊されてしまうと、経済的な負担はもちろん、破片の誤飲など安全面での心配も尽きません。
この記事では、なぜ犬がおもちゃを壊すのかという心理から、獣医師の視点も交えた「本当に丈夫なおもちゃ」の選び方までを徹底解説します。

ロープのおもちゃを噛んでいる犬の目のマクロ撮影

Point 01

なぜ愛犬はおもちゃを壊すの?隠された3つの理由

愛犬がおもちゃを壊す行動には、いくつかの理由があります。一つ目は「狩猟本能」。おもちゃを獲物に見立て、仕留める(破壊する)ことで本能的な満足感を得ています。
二つ目は「ストレスや退屈」。エネルギーが有り余っているのに発散する機会がないと、手近なものを破壊することでストレスを解消しようとします。
三つ目は単純に「遊びの一環」。飼い主の気を引きたかったり、素材の感触や壊れる音を楽しんでいる場合もあります。理由を知ることが、対策の第一歩です。

積み重ねられた、天然ゴム、ナイロン、木という丈夫な素材

Point 02

素材で決まる!「壊れにくいおもちゃ」を見極めるプロの視点

「丈夫」を謳うおもちゃは数多くありますが、本当に信頼できるものを見極めるには「素材」への理解が不可欠です。最も代表的なのが「天然ゴム」。弾力があり、犬の歯を傷つけにくいのが特徴です。
より硬いものを好む犬には、硬質プラスチックの一種である「ナイロン」がおすすめ。ささくれ状になるため、大きな破片を飲み込むリスクが低いとされています。
また、鹿の角や木製のおもちゃも人気ですが、これらは割れ方によっては危険な場合もあるため、必ず飼い主の目の届く範囲で遊ばせるようにしましょう。

丈夫なおもちゃを犬に差し出す飼い主の手

Point 03

「壊す」欲求を満たす!安全に遊ばせるための工夫と注意点

どんなに丈夫なおもちゃでも、絶対に壊れないわけではありません。重要なのは、愛犬の「壊したい」という欲求を、いかに安全に満たしてあげるかという視点です。
まず、おもちゃは与えっぱなしにせず、遊び終わったら片付ける習慣をつけましょう。これにより、おもちゃへの執着をコントロールし、傷みのチェックもできます。
また、ただ噛むだけのおもちゃだけでなく、ボール遊びや引っ張り合いなど、飼い主とエネルギーを発散させる遊びを組み合わせることで、おもちゃへの破壊衝動を和らげることができます。

💡 この記事のまとめ

愛犬の「破壊神」ぶりは、飼い主にとっては悩みのタネですが、犬にとっては自然な欲求の表れです。
そのエネルギーを問題行動に向けるのではなく、安全で丈夫なおもちゃを使って、健全な遊びへと導いてあげましょう。
正しいおもちゃ選びが、あなたと愛犬の毎日を、より安全で楽しいものに変えてくれるはずです。

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