ゆっくり、優しく、もっと楽しく。シニア犬と楽しむボール遊びの新常識

UZUZ Magazine #95

ゆっくり、優しく、もっと楽しく。シニア犬と楽しむボール遊びの新常識

「もう年だから、昔のように走れないし…」と、愛犬とのボール遊びを諦めていませんか?
たしかに、若い頃と同じような遊びは難しいかもしれません。でも、シニア犬には、シニア犬に合った穏やかで心豊かな遊び方があります。
身体への負担を減らし、心と脳を優しく刺激する、新しいボール遊びを始めましょう。

セージグリーンの柔らかい布製ボールの質感を捉えたマクロ撮影写真。

Point 01

シニア犬のボール選び、3つのチェックポイント

シニア犬のボール選びで最も大切なのは、安全性と快適さです。まず、歯や顎に負担をかけない、柔らかい素材(布やソフトラバーなど)を選びましょう。
次に、体力が落ちた犬でも楽に口にくわえられる、軽いものであること。
視力が低下している子には、見つけやすい明るい色や、音が鳴るタイプのボールもおすすめです。

明るい色の絨毯の上を、パステルカラーのボールがゆっくりと転がっている写真。

Point 02

身体に優しい、穏やかなボール遊びのアイデア

激しくボールを投げて追いかけさせる必要はありません。室内で、ゆっくりとボールを転がして、愛犬に探させるだけでも立派な運動になります。
これは「ノーズワーク」と呼ばれ、嗅覚を使うことで脳が活性化し、満足感を得やすくなります。
遊びの時間は5分程度の短いものから始め、愛犬の様子を見ながら調整しましょう。

柔らかいボールの近くに寄せられた、シニア犬の白くなった鼻先の、穏やかな表情を捉えた写真。

Point 03

何よりも大切なのは「観察」すること

シニア犬との遊びで最も重要なのは、飼い主さんが愛犬を注意深く観察することです。楽しそうに見えても、息が上がっていないか、足を引きずっていないか、常に気を配りましょう。
無理をさせないことが、長く楽しく遊び続けるための秘訣です。
遊びの時間は、愛犬の小さな変化に気づける、貴重な健康チェックの時間にもなります。

💡 この記事のまとめ

年齢を重ねたからこそ深まる、穏やかで優しいコミュニケーションの時間。それは、何物にも代えがたい宝物です。
愛犬のペースに合わせたボール遊びで、かけがえのないシニアライフに、そっと彩りを添えてあげましょう。
ゆっくりとした時間の中にこそ、最高の幸せが隠されています。

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