「また壊された…」は卒業！犬がフリスビーをすぐ壊す原因と長持ちさせる秘訣

愛犬がフリスビーを壊すのは、単なるいたずらではないかもしれません。一つ目は、犬の「噛みたい」という本能的な欲求。特に若い犬や、エネルギーが有り余っている犬によく見られます。
二つ目は、フリスビーの素材が愛犬に合っていない可能性。硬すぎたり、逆に柔らかすぎて簡単に破壊できてしまうことが、破壊行動を助長します。三つ目は、遊びのルールが曖昧で、フリスビーを「噛むおもちゃ」だと認識してしまっているケースです。

壊れにくいフリスビーを選ぶなら、素材の知識が不可欠です。例えば、パンクに強い特殊なゴム製のものは、柔軟性と耐久性を両立していますが、重量があるため飛行距離は短めです。
消防ホースのような丈夫な布で作られたものは、噛んでも壊れにくいですが、汚れると乾きにくいという短所も。一方で、競技用に使われるような硬質のプラスチックは飛行性能は抜群ですが、噛む力の強い犬には割れてしまうリスクがあります。愛犬の遊び方を観察し、最適な素材を選びましょう。

フリスビーを長持ちさせるには、遊びのルール作りが効果的です。第一に、フリスビーは「噛み続けるおもちゃ」ではなく、「キャッチして持ってくるための道具」であることを教えましょう。持ってきたら、すぐに褒めてフリスビーを回収します。
第二に、遊びが終わったら必ず片付けること。与えっぱなしにすると、ただの咀嚼用おもちゃになってしまいます。最後に、フリスビー以外にも、安全に噛めるデンタルトイなどを用意し、噛みたい欲求を満たしてあげることも大切です。