
UZUZ Magazine #246
もう迷わない!愛犬のためのクールウェア、はじめの一歩
「夏の散歩、アスファルトの熱が心配…」「うちの子、暑さに弱くてすぐバテてしまう…」そんな悩みを抱えていませんか?
クールウェアは、夏の厳しい暑さから愛犬を守るための心強い味方です。
しかし、いざ選ぼうとすると種類の多さに戸惑ってしまうもの。この記事では、初めてクールウェアを選ぶ飼い主さんのために、基本の「き」から分かりやすく解説します。

Point 01
なぜ必要?夏の「見えない危険」から愛犬を守るために
犬は人間のように全身で汗をかいて体温を下げることができません。パンティング(ハッハッと浅く速い呼吸)だけでは、日本の湿度の高い夏を乗り切るのは困難です。
クールウェアは、そんな愛犬の体温調節を物理的にサポートし、熱中症のリスクを軽減してくれる大切なアイテムなのです。
それは単なる「犬用の服」ではなく、愛犬の命と健康を守るための「夏の必需品」と言えるでしょう。

Point 02
濡らすだけじゃない!クールウェアの種類とそれぞれの「得意なこと」
クールウェアには、主に3つのタイプがあります。一つ目は、水で濡らして気化熱で体を冷やす「気化熱タイプ」。手軽で高い冷却効果が期待できますが、乾くと効果が薄れるため、こまめな水分補給が必要です。
二つ目は、着るだけでひんやりと感じる「接触冷感タイプ」。室内や少し涼しい日のお散歩に最適で、濡らす手間がないのが魅力です。
三つ目は、特殊な保冷剤(PCM素材)を使う「ポケットタイプ」。持続的な冷却効果が期待できますが、少し重さがあることや、事前に冷やす手間がかかることもあります。

Point 03
失敗しない選び方、3つのチェックポイント
最適な一枚を選ぶためのポイントは3つ。①「サイズ感」:大きすぎても小さすぎても効果は半減。必ず愛犬のサイズを測り、ジャストフィットするものを選びましょう。
②「ライフスタイル」:短いお散歩がメインか、ドッグランで走り回るのが好きか。愛犬の活動量に合わせて、気化熱タイプや接触冷感タイプなどを選び分けるのがおすすめです。
③「着せやすさ」:特に服が苦手な子には、着脱が簡単なデザインを選ぶことが大切。ストレッチ素材や面ファスナー式のものも便利です。
💡 この記事のまとめ
クールウェアは、夏の暑さから愛犬を守るための投資です。この記事を参考に、まずは愛犬のライフスタイルに合った一着を見つけてみませんか?
正しいウェアを選び、適切な使い方をすることで、愛犬との夏のお出かけはもっと安全で、もっと楽しいものになるはずです。
さあ、愛犬にぴったりの「涼しさ」をプレゼントしましょう。
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