パピーの未来が決まる社会化期。スリングで始める「抱っこ散歩」のススメ

子犬の社会化期は、将来の性格を形成するとても重要な期間です。
地面に降ろせなくても、スリングに入れて外に出る「抱っこ散歩」なら、安全な場所から外の世界を体験させてあげられます。
車や自転車の音、他の人や犬の姿、花の匂い。五感で感じるすべてのものが、子犬にとって貴重な学びの機会となるのです。

子犬にとって、未知の世界は刺激的であると同時に、不安な場所でもあります。
スリングが最適な理由は３つ。①飼い主の匂いと心音を常に感じられること。②いざという時、すぐに飼い主が守ってくれるという安心感があること。③子犬の目線が高くなるため、恐怖を感じにくいこと。
スリングは、子犬が自信を持って世界と向き合うための「安全基地」なのです。

抱っこ散歩を成功させるコツは「無理をしない」こと。
まずは静かな場所から始め、短い時間で切り上げましょう。子犬が怖がっている様子を見せたら、すぐにその場を離れて安心させてあげてください。
ポジティブな経験を積み重ねることが、「外の世界は楽しい場所だ」という学習に繋がります。