もう壊されない！「破壊神」な愛犬も満足する、丈夫なボールの選び方

犬がボールを噛み砕く行動には、いくつかの理由があります。一つは、獲物を仕留めた後の本能的な行動の現れです。ボールを「獲物」とみなし、解体することで満足感を得ています。
また、単に噛むこと自体が楽しく、ストレス解消になっている場合もあります。
この行動を無理にやめさせるのではなく、そのエネルギーを安全に発散させてあげられる、適切な「壊れにくい」ボールを選ぶことが解決の鍵となります。

丈夫なボールを選ぶ上で最も重要なのは「素材」です。中が空洞になっていない、高密度な天然ゴム製のボールは、最も耐久性が高い選択肢の一つです。
最近では、宇宙開発技術を応用したような、特殊な合成樹脂で作られたボールも登場しています。
選ぶ際には、商品の説明に「頑丈」「壊れにくい」「パワフルな咀嚼用」といったキーワードがあるかを確認しましょう。また、少し重みがあり、弾力性が高すぎないものが、破壊されにくい傾向にあります。

丈夫なボールは、その硬さゆえにデメリットも存在します。硬すぎるボールは、犬の歯を摩耗させたり、傷つけたりする可能性があります。特に、室内で遊ぶ際には、重さがあるため床や家具を傷つけるリスクも考慮しなければなりません。
大切なのは、与えっぱなしにしないことです。飼い主が見ている前で遊び、遊び終わったら必ず片付けるようにしましょう。
そして、どんなに丈夫なボールでも、定期的に傷や亀裂がないか点検し、危険と判断したらすぐに交換する勇気も必要です。