UZUZ Magazine #1043
興奮しやすい子のためのドッグラン攻略法。リードを使ったクールダウン術とは?
ドッグランに着いた途端、愛犬が興奮MAX!他の犬にしつこく絡んでいかないかヒヤヒヤ…。そんな経験はありませんか?
元気なのは素晴らしいことですが、過度な興奮はトラブルの元です。リードを「制限」のためではなく、「落ち着かせる」ためのツールとして活用することで、愛犬も周りも快適に過ごせるようになります。興奮を上手にコントロールするコツを学びましょう。
Point 01
興奮のサインを見逃さない!リードを付けるべき瞬間
愛犬が他の犬を執拗に追いかけ回す、耳を後ろに倒して体の動きが硬くなる、吠え声が高くなる…これらは興奮が高まっているサインです。
このような行動が見られたら、事故や喧嘩に発展する前に、一旦遊びを中断させる必要があります。
「まだ大丈夫だろう」と放置せず、早めに介入することが、飼い主の重要な役割です。
Point 02
魔法の「タイムアウト」。リードを使ったクールダウンの具体的な方法
興奮のサインを見つけたら、すぐに愛犬の名前を呼び、リードを装着します。これを「タイムアウト」と呼びます。
叱る必要はありません。静かにリードを付け、ドッグランの隅の方へ移動して、ただ一緒に座ったり、ゆっくり歩いたりして落ち着くのを待ちましょう。
数分経って愛犬の呼吸が落ち着き、リラックスした様子が見られたら、再び解放してあげます。これを繰り返すことで、犬は「興奮しすぎると楽しい時間が中断される」と学習していきます。
Point 03
予防が最善策。ドッグランに入る前のエネルギー発散
ドッグランに着いてすぐに中に入るのではなく、まず外で5分ほどリードを付けて散歩をさせましょう。
車での移動で溜まったエネルギーを少し発散させ、トイレを済ませておくだけで、ドッグランに入った時の初期興奮を大幅に和らげることができます。
このひと手間が、その後の時間をより安全で楽しいものにするための、最も簡単で効果的な方法です。
💡 この記事のまとめ
リードは、興奮しやすい愛犬にとって、気持ちをリセットするための大切なスイッチです。問題が起きてから使うのではなく、問題が起きる前に、クールダウンのツールとして積極的に活用しましょう。
愛犬の感情を上手にコントロールできるようになれば、ドッグランはもっと素晴らしい場所になるはずです。
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