UZUZ Magazine #1219
あなたは大丈夫?ドッグランでのNG行動と、トリーツポーチを使ったスマートなマナー術
ドッグランは、愛犬だけでなく飼い主にとっても交流の場。気持ちよく利用するためには、お互いの配慮が欠かせません。特にトリーツ(おやつ)の扱いは、思わぬトラブルの原因になることも。
この記事では、知っておくべきトリーツに関するマナーと、トリーツポーチを使った周囲に配慮できるスマートな振る舞いについて解説します。
Point 01
うっかりやってない?トリーツに関する3つのNGマナー
まず絶対に避けたいのが、他の飼い主さんに無断で犬におやつをあげること。アレルギーや食事制限がある子もいます。
次に、おやつでたくさんの犬を自分の周りに集めてしまうこと。犬同士のケンカの原因になったり、他の飼い主さんが呼び戻しの練習をする邪魔になったりします。
最後に、おやつの袋をガサガサ鳴らしたり、ポーチを開けっ放しにしたりすること。匂いに釣られて、他の犬がしつこく寄ってきてしまう可能性があります。
Point 02
ステップ1:『隠密』にご褒美をあげる技術
スマートなマナーの第一歩は、ご褒美をあげる姿を他の犬に見せびらかさないことです。体にフィットするタイプのトリーツポーチを選び、常にチャックや蓋は閉めておきましょう。
愛犬を褒める際は、まず自分の体に引き寄せてから、他の犬の死角になるような位置で、素早く静かに口元へトリーツを運びます。
この「隠密」技術を身につけるだけで、余計な注目を集めることなく、愛犬のトレーニングに集中できます。
Point 03
ステップ2:『トレーニング中』という意思表示
もし他の犬が寄ってきたり、飼い主さんに「おやつですか?」と聞かれたりした場合は、にこやかに「今、トレーニング中なんです」と伝えましょう。
トリーツポーチを身につけていることは、「私たちは今、練習に集中しています」という無言のサインにもなります。
この一言があるだけで、相手も状況を理解し、協力してくれることが多くなります。円滑なコミュニケーションが、トラブルを未然に防ぎます。
💡 この記事のまとめ
トリーツポーチは、正しく使えば愛犬のトレーニングに非常に有効ですが、使い方を誤るとマナー違反になることもあります。大切なのは、常に周囲への配慮を忘れないこと。
スマートなマナーを身につけ、自分と愛犬だけでなく、そこにいる誰もが気持ちよく過ごせるドッグランを目指しましょう。その姿勢こそが、真のドッグオーナーの証です。
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