UZUZ Magazine #1408
もう吠えない!ドッグランでの『上手な挨拶』とトラブル回避のポジティブマナー術
「うちの子、ドッグランで他の犬に会うと、すぐに吠えかかってしまう…」「どうやって挨拶させたらいいのか分からなくて、いつも隅っこにいるだけ」
そんな経験はありませんか?愛犬が他の犬と仲良くできれば、ドッグランはもっと楽しい場所になるはず。この記事では、愛犬を叱ることなく、自信を持って他の犬と挨拶できるようになるための、具体的でポジティブなマナー術をステップバイステップで解説します。
Point 01
ステップ1:入場がカギ!興奮をクールダウンさせる『待ての魔法』
ドッグランでのトラブルの多くは、興奮した状態で他の犬の群れに飛び込んでしまうことで起こります。
まずはドッグランの入口の手前で立ち止まり、リードをつけたまま「おすわり」や「まて」をさせましょう。愛犬が落ち着いて中の様子を観察できる時間を作ってあげることが重要です。飼い主さん自身が深呼吸してリラックスすることも、愛犬に安心感を与えます。
Point 02
ステップ2:『3秒ルール』で学ぶ、上手な挨拶のさせ方
犬同士の挨拶は、人間のように長くおしゃべりするものではありません。特に初対面では、短い時間で済ませるのがマナーです。
リードを少し緩め、お互いのお尻の匂いをかがせます。これが犬の挨拶です。3秒ほどで「おいで」と優しく呼び、愛犬を自分のもとに引き寄せましょう。そして、上手に挨拶できたことをたくさん褒めてあげます。これを繰り返すことで、犬は「挨拶は怖くない、楽しいことだ」と学習していきます。
Point 03
ステップ3:遊びがエスカレートしたら?『おやつ』でポジティブに中断
追いかけっこがヒートアップしすぎたり、相手の犬が嫌がっているサインを見せたりしたら、それは中断の合図です。
大きな声で叱るのではなく、楽しそうな声で愛犬の名前を呼び、お気に入りのおもちゃやおやつを見せて注意を引きましょう。「こっちの方がもっと楽しいよ!」と伝えることで、愛犬はポジティブな気持ちのまま行動を切り替えることができます。終わった後は、清潔なブラシで体を整えてあげることも、気持ちを落ち着かせる良い習慣です。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでのマナーは、愛犬を縛り付けるルールではありません。愛犬が他の犬と安全で楽しいコミュニケーションをとるためのスキルです。今回ご紹介したポジティブな方法を試して、愛犬が社会性を身につけていく成長の過程を、ぜひ楽しんでください。自信を持って挨拶できるようになった愛犬の姿は、飼い主さんにとって大きな喜びとなるでしょう。
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