
UZUZ Magazine #250
来年も気持ちよく。クールウェアを清潔に長持ちさせるお手入れの全知識
お気に入りのクールウェア、ワンシーズンでさよならしていませんか?皮脂や泥汚れ、湿気は、ウェアの性能を低下させ、嫌なニオイやカビの原因になります。
正しいお手入れは、ウェアを長持ちさせるだけでなく、愛犬の皮膚の健康を守るためにも非常に重要です。
毎日の簡単ケアから、シーズンオフの本格的な保管術まで、大切なウェアを来年も最高の状態で使うための秘訣をご紹介します。

Point 01
基本のキ:毎日の散歩後、5分でできる簡単ケア
散歩から帰ったら、まずはウェアについた泥や草を払い落としましょう。特に汚れがひどい場合は、その部分だけを水で優しく手洗いするのがおすすめです。
気化熱タイプを使った場合は、水道水で軽くすすぎ、固く絞ってから干します。これにより、雑菌の繁殖やニオイの発生を防ぐことができます。
この一手間が、週末のまとめ洗いをぐっと楽にしてくれます。

Point 02
週末のしっかりケア:正しい洗濯と乾燥のコツ
洗濯機で洗う際は、必ず洗濯表示を確認してください。デリケートな素材が多いため、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使い、洗濯ネットに入れるのが鉄則です。
柔軟剤や漂白剤は、生地の吸水性や冷却機能を損なう可能性があるため、使用は避けましょう。
脱水は短時間で済ませ、乾燥機は絶対に使用しないこと。形を整え、風通しの良い日陰でしっかりと乾かすのが、型崩れや色あせを防ぐポイントです。

Point 03
来シーズンも万全!カビと黄ばみを防ぐ保管術
シーズンが終わり、ウェアをしまう前には、必ず最後にもう一度洗濯し、完璧に乾かしてください。わずかでも湿気や汚れが残っていると、カビや黄ばみの原因になります。
保管場所は、湿気が少なく、直射日光が当たらない場所が理想です。
不織布のケースや通気性の良い袋に入れ、防虫剤を一緒に入れておくとさらに安心。プラスチックの衣装ケースにぎゅうぎゅうに詰め込むのは、湿気がこもりやすいため避けましょう。
💡 この記事のまとめ
クールウェアは、愛犬の夏を支える大切なパートナー。丁寧にお手入れをすることで、その性能を長く保ち、毎シーズン快適に使うことができます。
何より、清潔なウェアは愛犬にとっても気持ちが良いものです。
この記事で紹介したヒントを実践して、お気に入りの一枚を大切に育てていきましょう。正しいケアが、未来の快適さと経済性につながるのです。
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