
UZUZ Magazine #287
愛犬がごくごく飲む!水分補給を促す水飲みボウルの選び方と工夫
「うちの子、あまりお水を飲んでくれない…」そんな風に感じたことはありませんか?犬にとって水分補給は健康維持に欠かせない要素。
もしかしたら、その原因は水飲みボウルの「形」や「高さ」にあるのかもしれません。
愛犬がもっと水を飲みたくなる、環境づくりのヒントをお届けします。

Point 01
飲みやすさの鍵は「高さ」と「形状」にある
床に直接置かれたボウルから水を飲むとき、犬は首を大きく下に曲げる必要があります。この姿勢は、特に関節に悩みのあるシニア犬や、体の構造上、首に負担がかかりやすい犬種にとっては辛いもの。
少し高さのあるスタンド付きのボウルを選ぶことで、無理のない自然な姿勢で水が飲めるようになり、飲水量アップに繋がることがあります。
また、マズルの長い犬種には深いボウル、ヒゲが当たるのを嫌う猫のような性格の犬には浅く広口のボウルがおすすめです。

Point 02
いつでも新鮮!「循環式給水器」という選択肢
犬は、溜まった水よりも流れる水に興味を示す習性があります。循環式給水器は、フィルターを通して水をきれいに保ちながら、常に新鮮な水を循環させてくれるアイテム。
水の動きや音が犬の好奇心を刺激し、「もっと飲みたい」という気持ちを引き出してくれます。
ただし、モーター音を怖がる子もいるため、まずは静音性の高いモデルから試してみると良いでしょう。定期的なフィルター交換や清掃も忘れずに行いましょう。

Point 03
飲水量がアップする「置き場所」の工夫
水飲みボウルはどこに置いていますか?意外と見落としがちなのが、この「置き場所」です。騒がしい場所や人の通り道、トイレのすぐ近くなどは犬が落ち着いて水を飲めない可能性があります。
犬が安心して過ごせる、静かで落ち着いた場所に設置してあげましょう。
また、複数の部屋に水飲み場を設置するのも効果的です。いつでも気軽に水が飲める環境を整えることで、自然と水分補給の機会が増えていきます。
💡 この記事のまとめ
愛犬の飲水量が少ないと感じたら、まずは水飲み環境を見直してみましょう。
ボウルの高さや形、置き場所といった小さな工夫が、愛犬の健康を守る大きな一歩に繋がります。
ぜひ、あなたの愛犬に合った方法を見つけて、毎日の水分補給をサポートしてあげてください。
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