絶叫はNG!愛犬が噛みつく前に飼い主ができる、スマートな仲裁テクニック3選

UZUZ Magazine #584

絶叫はNG!愛犬が噛みつく前に飼い主ができる、スマートな仲裁テクニック3選

ドッグランで他の犬との間に不穏な空気が…!そんな時、つい「ダメ!」と大声で叫んでいませんか?実はその行動、犬の興奮を煽り、状況を悪化させているかもしれません。
冷静かつスマートに介入する方法を身につけ、愛犬からも周りからも信頼される飼い主になりましょう。

カラフルな音の鳴るおもちゃを優しくくわえている犬の口元のアップ

Point 01

テクニック1:声より効果的!「意外な音」で注意を引く

犬同士が緊張状態にある時、飼い主の甲高い声は、応援や煽りのように聞こえてしまうことがあります。
そんな時は、パン!と一度だけ手を叩いたり、おもちゃをキュッと鳴らしたり、いつもと違う短い音を出してみましょう。
犬たちは「なんだろう?」と一瞬我に返り、緊張が途切れます。その隙に、さりげなく愛犬を呼び寄せましょう。

飼い主の足元に寄り添って座っている犬の頭を上から撮影したショット

Point 02

テクニック2:静かに、でも確実に。「体」で割り込む

睨み合いが始まったり、しつこく追いかけ回したりしている場合は、飼い主さんが黙って二頭の間にスッと体を割り込ませるのが有効です。
ポイントは、どちらの犬にも触れず、何も言わずに壁になること。威圧的な態度ではなく、ただそこに「存在する」だけで、犬たちの間に物理的な距離と心理的な区切りを作ることができます。
その後、何事もなかったかのように自分の愛犬を連れてその場を離れましょう。

飼い主の手のひらに乗った数粒のドッグフードを上から撮影したミニマルなショット

Point 03

テクニック3:ポジティブに誘導!「おやつ」で平和的解決

どうしても愛犬がその場を離れたがらない時は、おやつの力を借りましょう。「こっちだよ」と優しく声をかけながら、愛犬の鼻先におやつを見せ、数歩離れた場所に誘導します。
その場で与えるのではなく、少し離れた場所に数粒まいてあげることで、相手の犬を刺激することなく、スムーズに距離を取ることができます。
いざという時のために、普段のフードより少し特別な、香りの良いおやつを持っておくと良いでしょう。

💡 この記事のまとめ

スマートな仲裁のコツは、「冷静さ」と「さりげなさ」です。大きなアクションは、かえって犬たちを興奮させてしまいます。
いざという時に落ち着いて行動できるよう、今日から3つのテクニックをイメージトレーニングしてみてください。頼れる飼い主がいると、愛犬はもっと安心してドッグランを楽しめます。

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