UZUZ Magazine #628
ただ走るだけじゃもったいない!大型犬の運動量を質で満たすドッグラン活用術
広大なドッグランで愛犬を思いっきり走らせるのは、飼い主にとっても最高の時間ですよね。でも、「ただ走り回るだけで、本当に運動量は足りているのかな?」「もっと愛犬との絆を深める遊び方がしたい」と感じることはありませんか?
この記事では、ドッグランでの時間をより豊かにし、大型犬の心と体の両方を満たすための、ワンランク上の遊び方をご紹介します。
Point 01
頭を使おう!ドッグランでできる「宝探しゲーム」
走るだけでなく、頭を使う遊びを取り入れると、運動の質が格段にアップします。おすすめは「宝探しゲーム(ノーズワーク)」です。
まず、他の犬がいないエリアを選びます。愛犬に「待て」をさせている間に、少し離れた場所の草むらなどにおやつを隠しましょう。「探して!」の合図で、愛犬は鼻を使っておやつを探し始めます。この遊びは、犬の集中力を高め、満足感を与えるのに最適です。
Point 02
絆が深まる!「ロングリード・リコール」トレーニング
呼び戻し(リコール)は、ドッグランでの安全確保に不可欠なだけでなく、愛犬との絆を深める絶好の機会です。周りに犬がいないことを確認し、10m以上のロングリードを使ってみましょう。
愛犬が自由に探索している時に、楽しそうな声で名前を呼びます。愛犬がこちらを向いたり、戻ってきたら、思いっきり褒めて、とびきり美味しいおやつをあげてください。これを繰り返すことで、「飼い主さんの声=最高に嬉しいこと」とインプットされ、オフリードでも信頼関係が揺るがなくなります。
Point 03
遊びの質を上げる「インターバル・プレイ」
ずっと全力で遊び続けると、犬は過度に興奮してしまいがちです。そこで、遊びの合間に休憩を挟む「インターバル・プレイ」を取り入れてみましょう。
例えば、ボール投げを5分間楽しんだら、一度おもちゃを隠して「休憩しよう」と声をかけ、お水を飲ませたり、優しく体を撫でてリラックスさせます。落ち着いたらまた遊びを再開。このメリハリが、大型犬の有り余るエネルギーを効果的に発散させ、自己制御能力を育むことにも繋がります。
💡 この記事のまとめ
ドッグランは、ただ走らせる場所から、愛犬と共に学び、成長する教室にもなり得ます。今回ご紹介した遊び方を取り入れて、運動の「量」だけでなく「質」にも目を向けてみてください。きっと、愛犬との関係がより一層深く、豊かなものになるはずです。
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