
UZUZ Magazine #64
うちの子、おもちゃに興味ない?遊び心を呼び覚ます5つのアプローチ
「新しいおもちゃを買ってあげても、すぐにプイッ…」
「他のお家のワンちゃんは楽しそうに遊んでいるのに、どうしてうちの子は…」
愛犬がおもちゃに興味を示してくれないと、少し寂しく感じてしまいますよね。でも、諦めるのはまだ早いかもしれません。
その無関心は、遊び方を知らないだけかも。この記事では、愛犬の隠れた遊び心を優しく引き出すための、具体的な方法をご紹介します。

Point 01
そもそも、なぜ遊ばない?考えられる3つの理由
愛犬がおもちゃで遊ばない理由は、一つではありません。
まず、過去に怖い思いをしたなど「おもちゃへの警戒心」があるケース。次に、そもそも「遊び方を知らない」ケース。
そして、おもちゃの素材や形が「単純に好みではない」という可能性も考えられます。まずは、愛犬がどのタイプなのかを観察することから始めましょう。

Point 02
「楽しい!」を教える。飼い主さんができる魔法のひと工夫
興味を引き出すカギは、飼い主さん自身が「世界一楽しそうに」遊んでみせることです。
おもちゃを隠して探させたり、生き物のように動かして追いかけさせたり…。あなたが楽しむ姿を見せることで、犬は「それは何だか楽しそうだぞ」と興味を持ち始めます。
短い時間でも良いので、毎日少しずつ「おもちゃ=楽しい時間」という経験を積み重ねてあげましょう。決して無理強いは禁物です。

Point 03
それでもダメなら?おもちゃの選び方と環境を見直そう
いろいろ試しても反応が薄い場合は、おもちゃそのものや環境を見直してみましょう。
ボールがダメでも、ロープなら好きかもしれません。無臭のものがダメでも、おやつを入れられるタイプなら興味を示すかもしれません。
また、おもちゃを常に出しっぱなしにせず、遊ぶ時だけ出す「特別なおもちゃ」にすることで、価値を高めるのも有効なテクニックです。愛犬の好みのど真ん中を探す宝探しだと思って、気長に付き合ってあげてください。
💡 この記事のまとめ
愛犬がおもちゃで遊ばないのは、あなたの愛情が足りないからでは決してありません。
ただ、楽しみ方を知るきっかけがなかっただけなのです。
この記事で紹介したアプローチを試しながら、愛犬の小さな「好き」のサインを見逃さないでください。おもちゃを通じて新しいコミュニケーションが生まれた時、その喜びはきっと格別なものになるでしょう。
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