うちの子、怖がりかも?内気な子犬がドッグランを好きになるための社会化ステップ

UZUZ Magazine #674

うちの子、怖がりかも?内気な子犬がドッグランを好きになるための社会化ステップ

他のワンちゃんが楽しそうに遊ぶ中、隅っこで固まっていたり、飼い主さんの足元から離れなかったり…。そんな愛犬の姿を見ると、「ドッグランに連れてきたのは間違いだったかな」と心配になりますよね。

でも、大丈夫。怖がりな子や内気な子には、その子のペースに合った社会化の方法があります。この記事では、無理強いせず、子犬が自信を持ってドッグランを楽しめるようになるための、優しい3つのステップをご紹介します。

子犬の後ろ姿に焦点を当てた写真。ピンと立った小さな耳が、ぼやけた日当たりの良い野原を注意深く観察している。

Point 01

ステップ1:まずは「見るだけ」「聞くだけ」の社会化から

最初から他の犬と交流させる必要はありません。まずはドッグランのフェンスの外から、中の様子を数分間眺めることから始めましょう。

愛犬がリラックスして他の犬の動きや声に慣れてきたら、おやつをあげて「ここは怖くない場所だよ」と教えてあげます。この「見るだけ」「聞くだけ」の経験を繰り返すことで、ドッグランの環境そのものに対する不安を少しずつ和らげていきます。

パステルカラーの針が早朝を指している、シンプルで上品な時計の文字盤。柔らかい光が差し込んでいる。

Point 02

ステップ2:時間と場所を選んで「成功体験」をプレゼント

怖がりな子犬の社会化は、ポジティブな経験の積み重ねが何より大切です。

他の犬が少ない平日の午前中など、空いている時間帯を狙ってドッグランを訪れましょう。最初は貸切で利用できる施設を探すのも良い方法です。誰にも邪魔されずに、飼い主さんと一緒にボール遊びをするなど、「ドッグラン=楽しい場所」という良い思い出を作ってあげることが、自信につながります。

ローアングルから撮影された、人の足元に子犬が信頼しきって頭を寄せているクローズアップ写真。

Point 03

ステップ3:飼い主さんが「安全地帯」になる

もし愛犬が他の犬に追われて怖がってしまったら、すぐに駆け寄って助けを求めるかもしれません。そんな時は、優しく抱きしめたり、体の前に立って守ってあげたりしましょう。

飼い主さんが「安全な避難場所」であることを理解すれば、子犬は安心して少しずつ自分のテリトリーを広げ、他の犬に興味を持つ勇気が湧いてきます。「何があってもママ(パパ)が守ってくれる」という信頼関係が、社会化の基盤となるのです。

💡 この記事のまとめ

内気な子犬の社会化は、時間と忍耐が必要です。しかし、その子のペースを尊重し、スモールステップで成功体験を積ませてあげることで、必ず変化は見られます。愛犬の小さな勇気をたくさん褒めてあげながら、ドッグランが「世界で一番楽しい場所」になる日を目指しましょう。

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