もう散歩は怖くない!他の犬に吠える愛犬との「すれ違いトレーニング」完全ガイド

UZUZ Magazine #681

もう散歩は怖くない!他の犬に吠える愛犬との「すれ違いトレーニング」完全ガイド

散歩中に他の犬を見かけるたび、愛犬が吠えたり怯えたりして、楽しいはずの散歩がストレスになっていませんか?「社会化に失敗したのかも…」と落ち込む必要はありません。
この記事では、他の犬が苦手な愛犬と、もう一度楽しく散歩できるようになるための、ポジティブな「すれ違いトレーニング」をステップバイステップでご紹介します。

公園の風景を映すボーダーコリーの瞳のクローズアップ写真。

Point 01

なぜ吠えるの?まずは愛犬の気持ちを理解しよう

犬が他の犬に吠える時、その多くは攻撃性からではなく「怖い」「あっちへ行って!」という恐怖や不安の気持ちから来ています。
無理に挨拶させようとしたり、叱りつけたりするのは逆効果です。
まずは「この子は今、怖がっているんだな」と気持ちを理解し、受け止めてあげることが、信頼関係を再構築する第一歩になります。

パステルカラーの小道に置かれた犬のリード。遠くの背景はぼやけている。

Point 02

ステップ1:成功体験を積むための「距離」の魔法

トレーニングの鍵は「距離」です。愛犬が他の犬を認識しても、まだ吠えたり興奮したりしない、ギリギリの距離を見つけましょう。
その距離を保ったまま、道を変更したり、Uターンしたりして、まずは「他の犬がいても大丈夫だった」という成功体験を積ませてあげることが大切です。
焦って距離を縮めようとせず、愛犬のペースを尊重してください。

きれいな背景に、手から優しく落とされる犬用のおやつ。

Point 03

ステップ2:おやつで「嬉しい」を上書きする

愛犬が落ち着いていられる距離で他の犬を見かけたら、すかさず特別なおやつをあげましょう。
「他の犬が見える」→「大好きなおやつがもらえる!」という経験を繰り返すことで、犬に対するネガティブな印象がポジティブなものに少しずつ上書きされていきます。
この時、静かに「いい子だね」と褒めてあげるのも効果的です。

💡 この記事のまとめ

社会化のやり直しに「遅すぎる」ということはありません。大切なのは、愛犬のペースを理解し、小さな成功を一緒に喜んであげることです。焦らず一歩ずつ、楽しい散歩の時間を取り戻していきましょう。

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