ドッグランが怖い愛犬へ。吠えちゃう子のための「楽しい場所」に変える3ステップ準備法

UZUZ Magazine #686

ドッグランが怖い愛犬へ。吠えちゃう子のための「楽しい場所」に変える3ステップ準備法

「他の犬と仲良く遊んでほしい」とドッグランに連れて行っても、隅で固まってしまったり、他の犬に吠えかかってしまったり…。そんな愛犬の姿に、心を痛めている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
でも、大丈夫です。ドッグランが苦手なのは、あなたの愛犬だけではありません。いくつかのステップを踏んで、少しずつ慣らしていくことで、「怖い場所」から「楽しい場所」へと変えていくことができますよ。

白いフェンスの隙間から、遠くのドッグランを静かに見つめる一匹の犬の横顔のアップ。

Point 01

ステップ1:まずは「見るだけ」。フェンス越しの観察から始めよう

いきなりドッグランの中に入るのは、犬にとって大きなストレスです。
まずは、ドッグランのフェンスの外から、他の犬たちが遊んでいる様子を5分ほど眺めることから始めましょう。
愛犬が落ち着いていられたら、「偉いね」と優しく褒めて、おやつをあげてください。これを数回繰り返し、「ドッグランの近くは良いことがある場所」と教えてあげましょう。

広々とした緑の芝生の上で、一匹の犬がリラックスして座っている。周囲には誰もいない。

Point 02

ステップ2:「5分だけ」の滞在チャレンジ。空いている時間帯が狙い目

ステップ1に慣れてきたら、次は他の犬がいない、もしくは数頭しかいない時間帯(平日の午前中などがおすすめです)を狙って、ドッグランの中に入ってみましょう。
ここでの目標は「遊ぶこと」ではありません。「その場にいること」です。
リードをつけたまま、まずは5分だけ滞在し、何事もなければすぐに退場します。これを繰り返すことで、ドッグランの環境そのものに慣れさせていきます。

人の手が、一匹の犬の鼻先に特別なジャーキーのようなおやつを差し出しているクローズアップ写真。

Point 03

ステップ3:「とっておき」でポジティブな印象を。楽しい記憶で上書きしよう

ドッグランの中にいる短い時間で、愛犬が一番好きなおやつ(家ではあまりあげない「とっておき」が効果的です)をあげましょう。
「ドッグランに来ると、大好きなものがもらえる!」という嬉しい記憶が、「怖い」という気持ちを少しずつ上書きしてくれます。
この時、他の犬が近づいてきたら、おやつは一旦隠してください。おやつを巡るトラブルを避けるためです。

💡 この記事のまとめ

焦りは禁物です。愛犬のペースに合わせて、一歩ずつ進んでいきましょう。
「行かなきゃ」と気負わず、「今日は近くまで散歩に行こうか」くらいの軽い気持ちで始めてみてください。
あなたの愛犬が、いつかドッグランを心から楽しめる日が来ることを、心から応援しています。

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