オス犬の飼い主さんへ。ドッグランでのマーキングはマナーベルトで解決?頼らないためのポジティブしつけ術

UZUZ Magazine #717

オス犬の飼い主さんへ。ドッグランでのマーキングはマナーベルトで解決?頼らないためのポジティブしつけ術

ドッグランで片っ端からマーキングしてしまう愛犬(男の子)。他の飼い主さんの視線も気になるし、マナーベルトを着けるべきか悩みますよね。
この記事では、マナーベルトの正しい知識と、それに頼り切らないための根本的なトレーニング方法を解説します。愛犬の自主性を尊重し、飼い主さんとの絆を深めるポジティブなしつけを始めましょう。

明るい木製のテーブルの上に置かれた、パステルカラーの犬用マナーベルトのクローズアップ。

Point 01

マナーベルトは万能?メリットと「慣らし方」のコツ

マナーベルトは、万が一の粗相を防ぎ、周囲への配慮を示すための便利なアイテムです。しかし、着けていればマーキングして良いわけではありません。
まずは愛犬が不快に感じないよう、自宅で短い時間から装着し、おやつをあげながら「良いこと」と関連付けて慣れさせることが大切です。無理強いはせず、愛犬のペースを尊重しましょう。

飼い主をじっと見上げる犬の瞳のクローズアップ。背景はドッグランの芝生がぼけている。

Point 02

ステップ1:ドッグランでの「アイコンタクト」練習

マーキングに頼らない自信を育てる第一歩は、飼い主さんへの集中力を高めることです。ドッグランの隅で、まずは「お名前呼び」から始めましょう。
愛犬の名前を呼び、目が合ったらすぐに褒めて特別なおやつをあげます。これを繰り返すことで、「飼い主さんに注目すると良いことがある」と学習し、マーキングへの意識が薄れていきます。

ドッグランの遊具から離れ、飼い主の方へ駆け寄ろうとする犬の足元の動きを捉えた写真。

Point 03

ステップ2:「おいで」でマーキングを中断させる練習

愛犬が何かの匂いを嗅ぎ始め、足を上げそうになった瞬間がチャンスです。明るい声で「おいで!」と呼び、飼い主さんの元へ来られたら、たくさん褒めてご褒美をあげましょう。
叱るのではなく、「こっちの方がもっと楽しいよ」とポジティブに誘導するのがコツです。成功体験を重ねることで、マーキングよりも飼い主さんの呼びかけを優先するようになります。

💡 この記事のまとめ

マナーベルトはあくまで補助的なアイテムです。大切なのは、マーキング行動の根本にある犬の心理を理解し、飼い主さんとのコミュニケーションで解決していくこと。
アイコンタクトや呼び戻しの練習を通じて、愛犬が「ドッグランで一番の楽しみは飼い主さん」と感じてくれるよう、信頼関係を築いていきましょう。

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