UZUZ Magazine #1089
ドッグランの「ヒヤリ」をなくす!愛犬を守るためのトラブル回避術
「他の犬とケンカになったらどうしよう…」「うちの子が怪我をさせられたり、させたりしないか心配…」
ドッグランでのトラブルは誰だって避けたいもの。大丈夫、犬たちの出す「サイン」を読み解くことで、多くのトラブルは未然に防げます。
Point 01
まずは知っておこう!犬たちの「もうやめて」のサイン
犬はトラブルを避ける天才です。相手に「ちょっと今はやめてほしいな」と伝える時、「あくびをする」「鼻をペロッと舐める」「体を掻く」といった行動を見せます。
これはカーミングシグナルと呼ばれ、ストレスを感じているサイン。
このサインを見かけたら、さりげなく愛犬をその場から離してあげましょう。
Point 02
介入すべき?見守るべき?「遊び」と「ケンカ」の見分け方
犬たちのじゃれ合いは、時に激しく見えることがあります。見分けるポイントは「役割交代」と「力の加減」です。
追いかける側と追いかけられる側が入れ替わったり、お互いに手加減して噛むふり(甘噛み)をしたりしていれば、それは楽しい遊びの証拠。
一方、片方が一方的に追い詰められ、低い唸り声や硬直が見られたら、すぐに介入が必要です。
Point 03
もしもの時のために。冷静に対処する3つのステップ
ステップ1:大きな音を立てる(手を叩くなど)ことで、犬たちの注意を引きます。
ステップ2:決して素手で犬の口元に手を出さず、リードやおもちゃを使って犬たちの間に割って入ります。
ステップ3:それぞれの飼い主が自分の犬を確保し、すぐにドッグランから退出してクールダウンさせましょう。
💡 この記事のまとめ
ドッグランでのトラブルを過度に恐れる必要はありません。犬たちの言葉(ボディランゲージ)を学び、冷静な対処法を知っておくこと。
それが、愛犬にとって安全で楽しい時間を作るための、最高の「お守り」になります。
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