怖がりな子も大丈夫!愛犬の性格に合わせたドッグランでの「椅子活用術」

UZUZ Magazine #1274

怖がりな子も大丈夫!愛犬の性格に合わせたドッグランでの「椅子活用術」

「うちの子、他の犬がたくさんいるドッグランが苦手みたい…」と悩んでいませんか?無理に遊ばせようとしても、愛犬のストレスになってしまうだけかもしれません。
実は、いつもの折りたたみ椅子を「使い方」を工夫するだけで、ドッグランが愛犬にとって安心できる場所に変わるんです。
愛犬の性格に合わせた、優しい椅子活用術をご紹介します。

椅子に座る飼い主の足元から、慎重に顔を覗かせるジャックラッセルテリア。ドッグランで安心できる場所を確保している。

Point 01

【臆病・シャイな子向け】椅子は頼れる「セーフティベース」

怖がりな子にとって、たくさんの犬が自由に走り回るドッグランは、刺激が強すぎる場所かもしれません。
そんな時は、飼い主さんが座る椅子の下や足元を「セーフティベース(安全基地)」にしてあげましょう。
無理に他の犬と挨拶させようとせず、まずはそこから自分のペースで周りの様子を観察させてあげることが大切です。「いつでもここに逃げてきていいんだよ」という安心感が、少しずつ自信につながります。

パステルカラーの椅子の座面に置かれた砂時計と、その横で落ち着いて伏せているボーダーコリー。計画的な休憩の様子。

Point 02

【興奮しやすい子向け】椅子は賢い「クールダウンタイマー」

楽しすぎてテンションが上がりっぱなし!そんな元気な子には、椅子を「休憩の合図」として使いましょう。
例えば、「5分思いっきり走ったら、椅子に戻って1分休憩」というように、飼い主さんが時間を管理してあげます。
これを繰り返すことで、犬は興奮状態から落ち着くことを学び、他の犬とのトラブルや怪我のリスクを減らすことができます。休憩中にお水を飲ませたり、優しくマッサージしてあげるのも効果的です。

椅子に座る飼い主の足の間で落ち着いている犬。遠くにいる他の犬との間に安全な距離が保たれている。

Point 03

【他の犬が苦手な子向け】椅子で学ぶ「上手な距離の取り方」

他の犬が近づいてくると、吠えたり唸ったりしてしまう子もいます。そんな時は、飼い主さんが椅子に座り、愛犬を自分の膝の間や足元に優しく誘導してあげましょう。
飼い主さんの体が壁になることで、愛犬は「守られている」と感じ、落ち着きやすくなります。
他の犬が興味を示して近づいてきても、まずは飼い主さんに挨拶してもらうようにすれば、犬同士が突然対峙する状況を避け、穏やかなコミュニケーションを促すことができます。

💡 この記事のまとめ

大切なのは、愛犬のペースを尊重してあげることです。椅子を上手に活用して、愛犬にとってドッグランが「怖い場所」ではなく「楽しい場所」だと思えるような、素敵な経験を積み重ねていってあげてくださいね。

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