
UZUZ Magazine #13
愛犬の口に入るものだから。安心・安全な犬用給水ボトルの素材学
「このプラスチック、体に害はないのかな?」「毎日使うものだから、清潔に保ちたい」…愛犬が直接口をつける給水ボトルだからこそ、素材の安全性や衛生面が気になるのは当然のことです。
この記事では、そんな意識の高い飼い主さんのために、給水ボトルに使われる主な素材の特徴から、安全性の見極め方、そして日々のお手入れ方法までを掘り下げて解説します。

Point 01
プラスチック・ステンレス・シリコン、それぞれの長所と短所
プラスチック製は、軽量でデザインが豊富なのが魅力ですが、傷がつきやすく、そこに雑菌が繁殖しやすいという短所も。一方、ステンレス製は耐久性が高く衛生的ですが、やや重く、価格も高めになる傾向があります。
シリコン製は、折りたためるなど携帯性に優れ、柔らかいので安全ですが、匂いが移りやすいと感じる場合もあります。それぞれの長所と短所を理解し、何を優先するかで選びましょう。

Point 02
BPAフリーは当たり前?愛犬の健康を守る素材選びの基準
人体への影響が懸念される化学物質「BPA(ビスフェノールA)」。ペット用品においても、このBPAを含まない「BPAフリー」製品を選ぶことは、もはや常識となりつつあります。
特にプラスチック製品を選ぶ際には、必ずこの表示を確認しましょう。また、食品衛生法などの安全基準をクリアしているかどうかも、信頼できるメーカーの製品を見極める上での重要な指標となります。

Point 03
雑菌はもう怖くない!給水ボトルを清潔に保つ洗い方のコツ
清潔さを保つ秘訣は「分解して洗う」ことです。パッキンや飲み口の細かい部分まで、専用の細いブラシなどを使って丁寧に洗いましょう。
洗剤を使った後は、すすぎ残しがないようにしっかりと洗い流します。そして最も重要なのが「完全な乾燥」。湿ったままだと菌が繁殖しやすいため、風通しの良い場所で各パーツを完全に乾かしてから組み立ててください。
💡 この記事のまとめ
愛犬の健康は、日々の小さな選択の積み重ねによって守られます。給水ボトルの素材と衛生管理に関する正しい知識を持つことは、飼い主としての大切な責任の一つです。この記事が、あなたが自信を持って安心・安全な一本を選び、愛犬に毎日美味しい水を提供するための一助となれば幸いです。
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