UZUZ Magazine #1302
臆病な子のためのドッグラン攻略法!スリングを「安全基地」にする3ステップ
ドッグランに連れて行っても、隅っこで固まってしまったり、飼い主の足元から離れなかったり…そんな愛犬の姿に、心を痛めている飼い主さんはいませんか?
無理に遊ばせるのは逆効果かもしれません。この記事では、ドッグスリングを愛犬の「安全基地」として活用し、自分のペースでドッグランに慣れていくための具体的な方法をご紹介します。
Point 01
なぜ固まってしまうの?臆病な子の気持ちを理解しよう
犬にとって、知らない場所やたくさんの知らない犬がいる環境は、大きなストレスになることがあります。
特に社会化期に十分な経験を積んでいない子や、元々繊細な性格の子は、他の犬の大きな声や速い動きに圧倒されてしまうのです。
「怖い」「不安だ」と感じている時に無理強いすると、ドッグランそのものが嫌いな場所になってしまう可能性もあります。
Point 02
ステップ1:お家でスリングを「最高の場所」にしよう
まずは、ドッグランに行く前に、お家でスリングを「安心できる最高の場所」だと教えてあげましょう。
スリングを床に置き、その周りにおやつを置くことから始めます。犬が自らスリングに近づいたら褒め、中に入ったら特別なおやつをあげましょう。
これを繰り返すことで、「スリングの中は良いことがある場所」とポジティブな印象を持たせることができます。
Point 03
ステップ2:ドッグランでは「見るだけ」からスタート
いよいよドッグランへ。でも、すぐに犬を降ろしてはいけません。
最初はスリングに入れたまま、フィールドの隅の方で他の犬たちが遊んでいるのを「見るだけ」にしましょう。
愛犬が落ち着いて周りを見渡せるようになったら、たくさん褒めてあげます。もし怖がるそぶりを見せたら、無理せずその日はそれで終わりにしましょう。大切なのは愛犬のペースです。
💡 この記事のまとめ
臆病な愛犬にとって、ドッグランは大きな挑戦です。スリングという「安全基地」を上手に使い、焦らず、一歩一歩慣らしていくことが成功の鍵です。
「ここなら安心」と思える場所があれば、愛犬も少しずつ自信を持って、ドッグランの世界に足を踏み出せるようになるでしょう。
この記事は役に立ちましたか?