シニア犬との暮らしに寄り添う。ウェットティッシュで始める優しいケア

UZUZ Magazine #238

シニア犬との暮らしに寄り添う。ウェットティッシュで始める優しいケア

年齢を重ね、シャンプーやお風呂が大きな負担になってきた愛犬。それでも、できる限り清潔で快適に過ごさせてあげたい…そう願う飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ウェットティッシュを使った「拭きケア」は、そんなシニア犬との暮らしに優しく寄り添う素晴らしい方法です。
この記事では、シニア犬のケアにウェットティッシュを取り入れるメリットと、選び方・使い方のコツをご紹介します。

穏やかな光の中、年配の飼い主の手が、白髪の混じったシニア犬の頭を優しく撫でている。

Point 01

なぜ今「拭きケア」?シニア犬の身体的負担を減らすメリット

シニア期に入ると、犬は体力が低下し、関節の痛みなどを抱えることも少なくありません。立っているだけでも辛い子にとって、シャンプーは大きなストレスと身体的負担になります。
ウェットティッシュを使った拭きケアなら、愛犬がリラックスした体勢のまま、短時間で体を清潔に保つことができます。
また、毎日体を拭くことで、皮膚の異常や小さなケガ、できものなどを早期に発見できるという大きなメリットもあります。

柔らかいウールのブランケットの上に、キルティング加工された厚手で大判のウェットティッシュが優しく置かれている。

Point 02

シニア犬向けウェットティッシュ選びの3つのポイント

シニア犬用のウェットティッシュを選ぶ際は、3つの点に注目しましょう。1つ目は「大判サイズ」。全身を拭く際に、何度も新しいシートを取り出す手間が省け、スムーズにケアができます。
2つ目は「厚手で丈夫な素材」。薄いとすぐに破れてしまったり、汚れが手についてしまったりします。厚手のものなら1枚で広範囲をしっかりと拭き取れます。
3つ目は「保湿成分の有無」。シニア犬の皮膚は乾燥しがちなので、ヒアルロン酸などの保湿成分が配合されたものを選ぶと、皮膚の健康維持にも繋がります。

朝日が窓から差し込み、空気中の塵がキラキラと舞っている。部屋の隅には清潔で柔らかなリネンが敷かれた犬用ベッドが置かれている。

Point 03

実践!トイレ後から寝たきりの子のケアまで

具体的な使い方としては、まずトイレの後に陰部やお尻周りを清潔にすることが基本です。汚れが残りやすい場所なので、優しく丁寧に拭き取ってあげてください。
寝たきりの子の場合は、床ずれ(褥瘡)を防ぐためにも、こまめに体全体を拭いて血行を促進し、体を清潔に保つことが非常に重要です。
体を拭く際は、まずはお湯で湿らせたタオルで大まかな汚れを取り、仕上げに保湿成分入りのウェットティッシュを使うと、皮膚の乾燥を防ぎながら綺麗にできます。

💡 この記事のまとめ

ウェットティッシュ一枚から始められる優しいケアは、シニア犬のQOL(生活の質)を維持し、飼い主さんとの絆をさらに深めてくれます。愛犬の穏やかな毎日のために、ぜひ日々の生活に「拭きケア」を取り入れてみてください。

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