むせる、こぼす…はボウルのせい?愛犬の「飲み方」を改善する器の選び方

UZUZ Magazine #38

むせる、こぼす…はボウルのせい?愛犬の「飲み方」を改善する器の選び方

愛犬が水を飲むたびにむせてしまったり、口から水をこぼして床を水浸しにしてしまったり…。
微笑ましい光景にも見えますが、実は体に負担がかかっているサインかもしれません。
そのお悩み、もしかしたら水飲みボウルを変えるだけで解決できる可能性があります。愛犬の「飲み方」に合わせたボウル選びのポイントをご紹介します。

迷路のような凹凸がある、犬の早食い防止用ボウルのユニークな形状を上から撮影した写真。

Point 01

ガブ飲み・早飲みさんには「一気飲み防止ボウル」

一気に水を飲む「早飲み」は、空気を一緒に飲み込んでしまい、むせたり、吐き戻したりする原因になります。
特に食後などにガブ飲みする子には、ボウルの内部に凹凸のある「一気飲み防止ボウル」がおすすめです。
障害物があることで飲むスピードが自然とゆっくりになり、体への負担を軽減する効果が期待できます。

木製のスタンドに設置された白い陶器製ボウルの脚部分のクローズアップ。

Point 02

首や腰への負担を軽減する「スタンド付きボウル」

床に直接置かれたボウルで水を飲むとき、犬は大きく頭を下げなければなりません。
この姿勢は、首や腰に関節の問題を抱えやすいシニア犬や大型犬、また気管が狭い短頭種にとっては大きな負担です。
愛犬の体高に合った高さのスタンド付きボウルを使えば、無理のない姿勢で飲めるようになり、誤嚥の防止にも繋がります。

犬用ボウルの水面に浮かぶディスクの中央の穴から、水滴が一粒現れる瞬間のマクロ写真。

Point 03

口周りの濡れを防ぐ「フローティングボウル」

長毛種や垂れ耳の犬種は、水を飲むたびに顔や耳がびしょ濡れになってしまいがちです。
濡れたまま放置すると、雑菌が繁殖し、皮膚炎の原因になることもあります。
水面にディスクが浮いていて、中央の穴から少しずつ水が出てくるタイプのボウルなら、飲む量をコントロールしやすく、顔周りが濡れるのを防ぐことができます。

💡 この記事のまとめ

愛犬の飲み方をじっくり観察することが、最適なボウル選びの第一歩です。
体の大きさ、年齢、犬種、そして飲み方の癖に合わせて、最適なボウルを選んであげましょう。
小さな工夫で、愛犬の毎日の水分補給はもっと快適で安全なものになります。ぜひ、あなたの愛犬にぴったりの一杯を見つけてあげてください。

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