初めての犬との暮らし。マナーポーチは本当に必要？基本の『き』から解説

愛犬の排泄物を持ち帰るのは、飼い主として当然の義務です。マナーポーチは、この義務をスマートに、そして衛生的に果たすための大切な道具。
ビニール袋を直接手に持って歩くのは、見た目にも衛生的にもあまり良いとは言えません。ポーチに入れることで、臭いを遮断し、周りの人への配慮を示すことができます。
これは、愛犬家が社会の一員として信頼を得て、犬たちが暮らしやすい環境を守るための、優しさの表明でもあるのです。

初めての一つを選ぶなら、複雑な機能は必要ありません。まずは「①消臭機能があること」「②片手で簡単に開け閉めできること」「③丸洗いできるなど、手入れが簡単なこと」この3点を押さえましょう。
特に、慣れないうちは片手でリードを持ちながら作業することが多いので、開閉のしやすさは重要です。
高価なものである必要はありません。まずはこの基本を満たした、使いやすいと思えるものから始めてみましょう。

ポーチを使ったら、中身はできるだけ早く処分するのが基本です。長期間入れたままにすると、臭いが染み付く原因になります。
そして、定期的にポーチ自体を洗い、清潔に保つことを心がけてください。洗濯機で丸洗いできるタイプならお手入れも簡単です。
清潔な道具を使うことは、愛犬の健康を守ることにも繋がり、飼い主としての自信を育んでくれます。