UZUZ Magazine #629
【大型犬オーナー必見】ドッグランでのヒヤリハットを防ぐ!他の犬と安全に関わるための3つの心得
「うちの子は遊びたいだけなのに、小さいワンちゃんを怖がらせてしまった…」「大型犬同士の遊びが激しすぎて、怪我をしないかハラハラする」ドッグランでの他の犬との交流は、大型犬の飼い主さんにとって喜びであると同時に、悩みの種でもありますよね。
この記事では、愛犬と周りの犬、双方の安全を守り、誰もが気持ちよく過ごすための具体的なマナーと心得を、ステップバイステップで解説します。
Point 01
心得1:「挨拶」は飼い主主導で。3秒ルールを徹底しよう
ドッグランで他の犬に会った時、いきなり自由にさせず、まずは飼い主さんが介入しましょう。お互いの飼い主さんと「こんにちは、ご挨拶させてもいいですか?」と声を掛け合います。
許可を得たら、お互いの犬のお尻の匂いを嗅がせ合うように誘導します。この時、リードが絡まないように注意し、3秒ほどでそっと離しましょう。この「3秒ルール」は、過度な興奮を防ぎ、犬同士が落ち着いて相手の情報を得るのに役立ちます。挨拶が苦手な子もいるので、相手の反応をよく見ることが大切です。
Point 02
心得2:遊びのサインを見極める。「プレイバウ」が鍵
犬同士の遊びには、いくつかの友好的なサインがあります。その代表が、お尻を高く上げて上半身を低くする「プレイバウ(お辞儀のポーズ)」です。「一緒に遊ぼう!」という誘いの合図で、これが見られたらポジティブなサインです。
逆に、片方が嫌がっているサイン(尻尾を巻く、逃げ回る、歯をむき出す)を見せたら、それはもう「遊び」ではありません。すぐに自分の犬を呼び戻し、引き離しましょう。特に大型犬は、遊びのつもりが相手に恐怖を与えてしまうことがあるため、飼い主さんがしっかり状況を判断する必要があります。
Point 03
心得3:「うちの子は大丈夫」は禁物。介入のタイミングを知る
遊びがエスカレートしすぎたり、一方がしつこく追いかけ回したりしている場合は、トラブルになる前に介入しましょう。「うちの子は遊びたいだけだから」と思っていても、相手はそう感じていないかもしれません。
体を間に割り込ませて引き離したり、名前を呼んで注意を引いたりします。一番良いのは、定期的に愛犬を呼び戻し、クールダウンの時間を設けることです。これにより、興奮の連鎖を断ち切り、安全にドッグランを楽しむことができます。
💡 この記事のまとめ
大型犬とのドッグランは、少しの知識と配慮で、ヒヤリとする場面をぐっと減らすことができます。愛犬の安全と楽しみを守るため、そして周りの利用者と気持ちよく共存するために、今日から3つの心得を実践してみてください。責任ある行動が、愛犬との最高の時間を作り出します。
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