それ、遊びすぎのサインかも?ドッグラン後の正しいケアと運動量の見極め方

UZUZ Magazine #660

それ、遊びすぎのサインかも?ドッグラン後の正しいケアと運動量の見極め方

ドッグランで楽しそうに走り回る愛犬の姿は、飼い主にとって何よりの喜びですよね。しかし、その喜びのあまり、つい「やりすぎ」てしまうことも。帰宅後にぐったりしている愛犬を見て、心配になったことはありませんか?

この記事では、ドッグラン後の適切なケア方法と、愛犬が出す「運動しすぎ」のサインを見極めるための具体的なステップをご紹介します。正しい知識で、楽しい思い出を愛犬の健康に繋げましょう。

飼い主が、柔らかいタオルで犬の肉球を優しく拭いている様子のマクロ撮影。

Point 01

ステップ1:帰宅後のクールダウンと5分間のボディチェック

ドッグランで激しく遊んだ後は、急に動きを止めさせるのではなく、ゆっくりとクールダウンさせることが大切です。車に乗る前や家に入る前に、5分ほどゆっくり歩いて呼吸を整えましょう。

そして帰宅後は、ボディチェックの時間です。濡れたタオルで足の裏を拭きながら、肉球の間に棘やガラス片が刺さっていないか、傷がないかを確認します。

合わせて全身を優しく撫でて、ダニがついていないか、体を痛がるところがないかをチェックする習慣をつけましょう。

水入れのボウルをじっと見つめている犬の横顔。疲れている様子を暗示している。

Point 02

ステップ2:見逃さないで!愛犬が出す「運動過多」の5つのサイン

犬は我慢強い動物なので、多少の疲れや痛みは隠そうとします。飼い主さんが、以下のサインに気づいてあげることが重要です。

【運動過多チェックリスト】
1. 帰宅後、1時間以上たっても呼吸が荒いまま。
2. 歩き方がぎこちない、足を引きずるなどの跛行が見られる。
3. いつもは喜ぶご飯やおやつに興味を示さない。
4. 翌日の朝になっても、ぐったりして散歩に行きたがらない。
5. 大好きなおもちゃを見せても、遊ぼうとしない。

これらのサインが一つでも見られたら、運動量が多すぎた可能性があります。

開かれたシンプルなノートとペンの横で、犬の足が静かに休んでいる様子の俯瞰写真。

Point 03

ステップ3:次から活かすための「運動量ログ」をつけよう

もし「やりすぎたかも」と感じたら、その経験を次に活かしましょう。簡単なメモで構いませんので、「運動量ログ」をつけることをお勧めします。

「○月○日、ドッグランに40分滞在。帰宅後、少し食欲がなかった」といった簡単な記録でOKです。

これを続けることで、「うちの子には30分くらいがちょうど良いな」という、データに基づいた適切な運動時間が見つかります。これが、愛犬の年齢や体力に合わせた、最高の健康管理になるのです。

💡 この記事のまとめ

ドッグランでの時間は、愛犬にとってかけがえのないものです。その楽しい時間を、痛みや不調の記憶にしないために、飼い主さんの観察眼とケアが不可欠です。

愛犬をよく見て、よく触れて、その日のコンディションに合わせた運動量を心がけること。それが、愛犬との健やかで幸せな毎日を守る一番の方法です。今日のボディチェックから、さっそく始めてみましょう。

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