「なんだか臭う…」ドッグラン後のクールネック、雑菌から愛犬を守る徹底洗浄術

UZUZ Magazine #1168

「なんだか臭う…」ドッグラン後のクールネック、雑菌から愛犬を守る徹底洗浄術

ちゃんと洗っているはずなのに、愛犬のクールネックから生乾きのような嫌なニオイが…。そんな経験はありませんか?
そのニオイの正体は、落としきれなかった皮脂汚れをエサに繁殖した雑菌かもしれません。
今回は、ドッグラン後のクールネックのしつこいニオイを元から断ち、愛犬を雑菌のリスクから守るための、一歩進んだ洗浄術をご紹介します。

濡れた布の繊維に、目に見えない雑菌を表す小さな光る泡が付着している、抽象的なマクロ写真。

Point 01

ニオイの原因は「バイオフィルム」だった?

通常の洗濯で落とせるのは、表面的な汚れだけ。繊維の奥には、犬の皮脂やフケ、ドッグランの土などが混ざり合った汚れが蓄積し、雑菌が作る「バイオフィルム」という膜を形成していることがあります。
このバイオフィルムが、ニオイの元凶であり、通常の洗濯ではなかなか分解できません。
しつこいニオイを解消するには、この膜を破壊するアプローチが必要です。

透明なガラスのボウルの中で、酸素系漂白剤が溶け出し、繊細な泡を立てながらクールネックがつけ置き洗いされている写真。

Point 02

いつもの洗濯にプラスワン!ニオイを断つ「つけ置き洗い」

ニオイ対策に効果的なのが、酸素系漂白剤(粉末タイプがおすすめ)を使ったつけ置き洗いです。40〜50℃のお湯に規定量の酸素系漂白剤を溶かし、クールネックを30分〜1時間ほどつけ置きます。
酸素の泡が繊維の奥まで浸透し、バイオフィルムを分解・除去してくれます。
つけ置き後は、いつも通りに洗濯機で洗うか、よくすすいでください。色落ちの可能性がないか、目立たない場所で試してから行うとより安心です。

物干しロープに掛けられたクールネックが、柔らかな風にそよいでいる写真。低い太陽が長い影を作り、布の質感を際立たせている。

Point 03

やってはいけないNGケアと、正しい乾燥のコツ

ニオイが気になるからといって、香りの強い柔軟剤を多用するのはNG。ニオイの原因を覆い隠すだけで、根本的な解決にはなりません。また、塩素系漂白剤は色落ちや素材を傷める原因になるため、使用は避けましょう。
洗浄後の乾燥も重要です。可能であれば、天日干しで紫外線を当てて殺菌するのが効果的です。
ただし、直射日光は素材の色褪せを招くこともあるため、短時間にするか、風通しの良い日陰で裏返して干すなどの工夫をしましょう。

💡 この記事のまとめ

少し手間はかかりますが、定期的なスペシャルケアで、クールネックの不快なニオイは解消できます。
清潔なクールネックは、愛犬の健康を守るだけでなく、飼い主さんの気分も良くしてくれるはず。
今日からできる徹底洗浄術を試して、いつでも爽やかなクールネックで愛犬とのお出かけを楽しんでください。

この記事は役に立ちましたか?

0

「犬 クールネック」関連商品ランキング

レビュー件数が多い人気のアイテムをチェック!

トップ > お役立ち記事一覧 > 「なんだか臭う…」ドッグラン後のクールネック、雑菌から愛犬を守る徹底洗浄術
都道府県からドッグランを探す
北海道・東北 関東 北陸・甲信越 東海 近畿 中国・四国 九州・沖縄 特長からドッグランを探す
記事カテゴリーから探す