他の犬が苦手な子も安心。レジャーシートで作る「魔法のパーソナルスペース」

UZUZ Magazine #1279

他の犬が苦手な子も安心。レジャーシートで作る「魔法のパーソナルスペース」

「ドッグランに連れて行きたいけど、うちの子、他の犬が来ると吠えちゃう…」「他の犬にグイグイ来られるのが苦手みたい…」そんな悩み、ありませんか?
実は、レジャーシートを一枚使うだけで、愛犬のための「安全なパーソナルスペース」を作り出し、落ち着いて過ごせるようになるんです。
この記事では、他の犬が苦手な子でもドッグランを楽しめるようになる、レジャーシートを使ったポジティブ・トレーニング法をご紹介します。

ラベンダー色のレジャーシートの上に座るボーダーコリー。遠くの背景には他の犬の影がぼんやりと見え、距離感が表現されている。

Point 01

なぜ緊張するの?愛犬だけの「安全地帯」の重要性

犬にも、人間と同じようにパーソナルスペースがあります。特に他の犬との交流に慣れていない子は、急に距離を詰められると不安や恐怖を感じ、吠えたり唸ったりすることで相手を遠ざけようとします。
レジャーシートは、そんな愛犬に「ここからここまでが自分のテリトリーだよ」と教えるための物理的な境界線になります。
この安全地帯があることで、愛犬はパニックにならず、自分のペースで他の犬の存在に慣れていくことができるのです。

レジャーシートの上で、柴犬が集中した表情で「マテ」をしている様子を犬の目線で撮影した写真。

Point 02

ステップで実践!レジャーシートを「心の砦」にするトレーニング

ドッグランでいきなり試すのではなく、まずはお家で練習しましょう。
【ステップ1:慣れる】リビングにレジャーシートを広げ、その上におやつを置きます。シートに乗れたらたくさん褒めてあげましょう。
【ステップ2:定着させる】シートの上で「フセ」「マテ」を練習します。できたら特別なご褒美をあげ、「シートの上は最高に良い場所」と教え込みます。
【ステップ3:実践する】ドッグランでは、まず隅の方でこの練習を復習します。愛犬が落ち着いてシートの上で待てるようになったら、少しずつ他の犬がいる中心部に近づいてみましょう。無理は禁物です。

レジャーシートに座る飼い主が、遠くから近づいてくる犬に対して、優しく「ストップ」のハンドサインを送っている様子。

Point 03

周囲への配慮と上手なコミュニケーション

トレーニング中に他の犬が近づいてくることもあります。そんな時は、相手の飼い主さんに状況を伝えましょう。
慌てて「来ないで!」と言うと、緊張が愛犬に伝わってしまいます。
にっこりと「ごめんなさい、今ちょっとトレーニング中なんです」や「うちの子、少し犬見知り中でして」と笑顔で伝えるだけで、ほとんどの飼い主さんは理解し、協力してくれます。ポジティブなコミュニケーションが、快適な環境を作る鍵です。

💡 この記事のまとめ

ドッグランは、全ての犬が楽しまなければならない場所ではありません。愛犬のペースを尊重することが何より大切です。
レジャーシートという「心の砦」を用意してあげることで、他の犬が苦手な子も、少しずつその場の雰囲気を楽しめるようになります。
焦らず、愛犬の小さな一歩を褒めてあげながら、ドッグランでの成功体験を積み重ねていきましょう。

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