UZUZ Magazine #638
怖がりな愛犬へ。ドッグランが「安心できる場所」に変わる3つの魔法
「他の犬が来ると、固まってしまう」「飼い主の足元から離れられない」そんな怖がりな愛犬をドッグランに連れて行くのは、心苦しいですよね。
でも、大丈夫。無理に遊ばせようとする必要はありません。
この記事では、シャイな愛犬のペースを尊重し、ドッグランを「怖い場所」から「安心できる楽しい場所」へと変えるための、優しいステップをご紹介します。
Point 01
ステップ1:まずは「いるだけ」練習。匂いを嗅ぐのがお仕事
最初から他の犬と交流する必要はありません。まずは、他の犬がいない時間帯や、ドッグランの隅っこで「ただ、そこにいるだけ」の練習から始めましょう。
愛犬のお仕事は、地面やフェンスの匂いを嗅いで、情報を集めること。飼い主さんは、優しく見守りながら、時々おやつをあげて「ここは安全な場所だよ」と伝えてあげてください。
5分でも10分でも、落ち着いて過ごせたら大成功です。
Point 02
ステップ2:マイ・セーフティゾーンを作ってあげる
他の犬が近づいてきて愛犬が不安そうにしたら、飼い主さんが優しく間に入って壁になってあげましょう。
これは「パーソナルスペースを守ってあげる」という大切なサインです。無理に挨拶させる必要はありません。
飼い主さんが「守ってくれる」と理解することで、愛犬は徐々に自信を持ち、自分の意志で他の犬に近づけるようになります。
Point 03
ステップ3:ポジティブな「ご挨拶」の機会を見つける
ドッグランにいる犬の中でも、特に落ち着いていて、穏やかな性格の犬を見つけましょう。
その飼い主さんに許可を得て、まずは遠くから様子を見ます。愛犬が興味を示し、リラックスしているようであれば、少しずつ近づいてみましょう。
ご挨拶は3秒ルール。お互いのお尻の匂いを少し嗅いだら、すっと離れて「上手だね!」と褒めてあげます。短い成功体験を積み重ねることが、自信につながります。
💡 この記事のまとめ
怖がりな愛犬にとって、ドッグランは大きな挑戦です。でも、飼い主さんが最高の味方でいてあげれば、その挑戦は楽しい冒険に変わります。愛犬の小さな勇気を見逃さず、たくさん褒めてあげてください。ゆっくり、着実に、愛犬のペースで世界を広げていきましょう。
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