UZUZ Magazine #1329
その使い方、本当に大丈夫?GPSトラッカーを過信しないためのドッグラン安全マニュアル
愛犬の首輪に光るGPSトラッカー。これさえあれば、もう安心…本当にそうでしょうか?
便利なツールを手に入れると、私たちはつい油断しがちです。しかし、ドッグランでの安全は、テクノロジー任せにしてはいけません。
すでにGPSトラッカーをお使いのあなたへ。その安心をより確かなものにするため、今一度「使い方」を見直してみませんか?
Point 01
過信その1:「スマホ画面」ばかり見ていませんか?
GPSトラッカーを導入すると、ついスマートフォンの地図アプリで愛犬の位置を確認することに集中してしまいがちです。
しかし、本当に見るべきは、愛犬そのものの姿です。他の犬との相性、体調の変化、危険なものに近づいていないかなど、リアルタイムで察知すべきサインはたくさんあります。
トラッカーは保険と考え、基本は「目視」を徹底しましょう。
Point 02
過信その2:「トラッカーがあるから」と油断していませんか?
「GPSがあるから、少しぐらいゲートから離れても大丈夫」「万が一脱走しても見つけられる」という油断は禁物です。
GPSの精度やバッテリーには限界があります。トラッカーは「迷子になった後」のツールであり、「迷子にさせない」ための努力を怠ってはいけません。
ドッグランの出入りの際は必ずリードをつける、ゲートがしっかり閉まっているか確認するなど、基本的なルールを再確認しましょう。
Point 03
ワンランク上の使い方:GPSと「しつけ」を組み合わせる
GPSトラッカーを、しつけの補助ツールとして活用してみましょう。
例えば、愛犬が遠くへ行った時に、アプリで位置を確認しつつ呼び戻しの練習をする。成功体験を積むことで、愛犬との絆はより深まります。
テクノロジーに依存するのではなく、テクノロジーを使いこなして安全性を高める。それが上級者の使い方です。
💡 この記事のまとめ
GPSトラッカーは、あなたの素晴らしい相棒です。しかし、主役はあくまであなた自身と愛犬です。
その性能を正しく理解し、過信することなく、愛情のこもった注意深いまなざしと組み合わせることで、ドッグランは比類なく安全で楽しい空間になります。
今一度、あなたの使い方を見直し、愛犬との絆で築く究極の安全対策を実践してみてください。
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