【唸り・吠え対策】ドッグランでのボール遊びが「所有欲」トラブルにならないための予防策

UZUZ Magazine #1390

【唸り・吠え対策】ドッグランでのボール遊びが「所有欲」トラブルにならないための予防策

大好きなボールを取られまいと、他の犬に唸ったり吠えたり…。愛犬のそんな姿に、ハラハラした経験はありませんか?
その行動は「所有欲」の表れかもしれません。この記事では、愛犬の所有欲を理解し、ボールが原因のトラブルを未然に防ぐための3つの予防策を、ドッグトレーナーが優しく解説します。

ドッグランに入る前に、飼い主がウィペットの肩を優しくマッサージしている様子。

Point 01

予防策1:入場前にクールダウン。興奮レベルをコントロール

車から降りてすぐにドッグランに飛び込むのは、興奮を助長してしまいます。
まずはドッグランの周りをリードをつけてお散歩し、場の雰囲気に慣れさせましょう。
深呼吸をさせたり、簡単なマッサージをしたりして、愛犬の気持ちを落ち着けてから入場するのが鉄則です。

早朝の広々としたドッグラン。遠くに一匹の犬が遊んでいるだけの平和な風景。

Point 02

予防策2:パーソナルスペースを確保!上手な場所選び

犬がたくさん集まっている場所でボールを投げるのは避けましょう。
他の犬が少ない隅の方や、空いているエリアを選んで遊ぶのがマナーです。
愛犬が「このボールは誰にも取られない」と安心できる環境を、飼い主さんが作ってあげることが大切です。

ダックスフンドが飼い主の差し出した両手に優しくボールを乗せている写真。

Point 03

予防策3:「ちょうだい」の練習で、所有から共有へ

日頃から、「ちょうだい」のコマンドでおもちゃを渡してくれたら、特別なおやつと交換する練習をしておきましょう。
ボールを飼い主に渡すことが、損ではなく得なことだと学習すれば、所有欲は自然と和らいでいきます。
ドッグランでも、一回投げるごとに「ちょうだい」で回収し、おやつをあげることで、興奮の連続を防ぐことができます。

💡 この記事のまとめ

愛犬の所有欲は、本能的なもの。叱ってやめさせるのではなく、その気持ちを理解し、安心させてあげることが何より大切です。
今回ご紹介した予防策を実践して、愛犬も飼い主さんも、そして周りのみんなも安心して楽しめるボール遊びを目指しましょう。

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