UZUZ Magazine #619
小型犬の運動量、足りてる?ドッグランで見るべき「疲れのサイン」と適切な遊び方
「小型犬だから、そんなに運動は必要ないかな?」「ドッグランでは、どれくらい走らせるのが正解?」
愛犬の健康を思うからこそ、運動量の過不足は気になりますよね。
この記事では、小型犬に最適な運動の考え方と、ドッグランで愛犬の「もう十分だよ」のサインを見極める方法を、分かりやすく解説します。
Point 01
小型犬に必要な運動量ってどのくらい?犬種と年齢で考えよう
小型犬と一括りにせず、犬種ごとの特性を理解することが大切です。例えば、トイ・プードルやジャック・ラッセル・テリアは活発で多くの運動を必要としますが、チワワやシーズーは比較的少ない運動量で満足する傾向があります。
また、子犬やシニア犬は、成犬と同じように遊ばせると体に負担がかかることも。
普段の散歩(1日2回、各15〜30分程度)を基本に、ドッグランはあくまで「特別な楽しみ」と位置づけるのが良いでしょう。
Point 02
ドッグランでの「遊びすぎ」に注意!見逃したくない疲労サイン5つ
犬は夢中で遊んでいると、自分の疲れに気づかないことがあります。飼い主さんがサインを見つけて、休憩を促してあげましょう。
1. **呼吸が荒すぎる**:舌が長く垂れ、紫色っぽくなっている。
2. **動きが鈍くなる**:走るスピードが落ち、呼びかけへの反応が遅れる。
3. **座り込む・伏せる**:自分から休憩しようとする。
4. **他の犬を避ける**:遊びの誘いを断るようになる。
5. **あくびを繰り返す**:ストレスや疲れを感じているサインです。
Point 03
量より質!運動効果を高めるドッグランでの過ごし方
長時間をだらだらと過ごすよりも、短時間で集中して遊ぶ方が、心身ともに満たされます。
ただ自由に走らせるだけでなく、飼い主さんが「おいで」と呼んで来させる練習(呼び戻し)を取り入れてみましょう。
これは良い運動になるだけでなく、愛犬との絆を深め、いざという時に役立つ大切なトレーニングにもなります。
💡 この記事のまとめ
愛犬の健康を守るためには、運動量の「量」だけでなく「質」にも目を向けることが重要です。
ドッグランでは愛犬の様子を常に観察し、その子に合った楽しみ方を見つけてあげてください。
適切な運動で、愛犬との毎日をより豊かにしていきましょう。
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