UZUZ Magazine #1412
シニア犬もドッグランへ!運動前後の食事で支える、やさしい体力づくり
「うちの子も年を重ねてきたけど、まだドッグランで楽しんでほしい」。
そう願う飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし、若い頃と同じようにはいかない体力面が心配になりますよね。
シニア犬のドッグランデビューや継続には、実は「高タンパク質」の食事が、筋肉の健康維持をサポートする上で大切な役割を果たすかもしれません。
Point 01
なぜシニア犬に高タンパク質が大切なの?
犬も人間と同じように、年齢と共に筋肉量が少しずつ減少していく傾向があります。
筋肉は体を支え、活動するための重要な土台です。
良質なタンパク質は、この筋肉の健康を維持するために必要な栄養素です。
シニア期にこそ、消化しやすく質の良いタンパク質を食事からしっかり摂ることが、活動的な毎日を支える鍵となります。
Point 02
ドッグラン前後の「やさしい栄養補給」
シニア犬の場合、消化機能も緩やかになっている可能性があるため、運動前後の食事には特に配慮が必要です。
ドッグラン前は、消化に時間のかかる多量の食事は避け、出発の3時間以上前に軽めに済ませるのが理想的です。
運動後は、疲れた体をケアするために、消化吸収の良い高タンパク質なフードを、愛犬がリラックスしてから与えてあげましょう。
Point 03
シニア向けフード選びのポイント
シニア犬向けの高タンパク質フードを選ぶ際は、タンパク質の質と量だけでなく、他の成分にも注目しましょう。
例えば、関節の健康維持をサポートすると言われるグルコサミンやコンドロイチン、健康な皮膚や被毛を保つためのオメガ脂肪酸などが配合されているフードもおすすめです。
何より、愛犬が喜んで食べてくれることが一番大切ですね。
💡 この記事のまとめ
シニア犬とのドッグランは、無理のない範囲で楽しむことが大前提です。
適切な食事管理は、その楽しい時間をサポートするための大切な要素の一つです。
愛犬の様子をよく観察しながら、その子に合ったケアをしてあげましょう。
症状の改善や治療については、必ずお近くの獣医師にご相談ください。
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