
UZUZ Magazine #23
どうして飲んでくれないの?愛犬が給水ボトルを嫌がる原因と克服トレーニング
愛犬のためにと用意した給水ボトル。でも、いざ差し出してみるとプイッと顔をそむけられてしまう…。そんな切ない経験はありませんか?大丈夫、それはあなたのせいでも、愛犬のわがままでもありません。ボトルから水を飲まない理由を理解し、正しいステップでトレーニングすれば、きっと解決できます。

Point 01
愛犬が水を飲まない3つの理由:ボトルが怖い?飲み方が分からない?
まず考えられるのは「未知の物体への警戒心」です。犬にとって、給水ボトルは見慣れない形と素材でできています。
次に「飲み方が分からない」ケース。お皿から飲むことに慣れている犬は、ボトルから直接飲むという行為に戸惑うことがあります。
最後に「嫌な経験との結びつき」。例えば、無理やり口元に押し付けられた経験があると、ボトル自体にネガティブな印象を持ってしまいます。

Point 02
今日から始める3ステップ:遊びながら楽しく慣れさせるトレーニング術
成功の鍵は「スモールステップ」と「ポジティブな関連付け」です。
ステップ1:まずはボトルに慣れさせましょう。おやつをボトルの隣に置くなどして、「これは怖くないもの」と認識させます。
ステップ2:次に、ボトルから水が出ることを教えます。飼い主さんの手のひらに少量水を出して舐めさせてあげましょう。
ステップ3:最後に、ボトルから直接飲む練習です。最初はほんの少しだけ舌が触れる距離から始め、上手にできたらたくさん褒めてあげましょう。

Point 03
それでもダメな時の裏ワザ:試してみたい最終手段
基本的なトレーニングを試しても上手くいかない場合は、水の「味」に少しだけ変化を加えてみるのも一つの手です。
例えば、茹でた鶏肉の匂いがついた汁をほんの数滴だけ水に混ぜて、興味を引いてみましょう。
ただし、これはあくまで最終手段。糖分や塩分の多いものは避け、ごく少量に留めることが大切です。
💡 この記事のまとめ
愛犬が給水ボトルから水を飲んでくれるようになるには、信頼関係と根気強いトレーニングが必要です。愛犬のペースを尊重し、「ボトルで水を飲むと褒めてもらえる!」という楽しい経験を積み重ねてあげてください。その先には、より快適で安心なお散歩ライフが待っています。
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