もうブルブルも怖くない！愛犬のバスタイムが変わる「超吸水タオル」選びの新常識

一見すると、人間用のタオルでも問題ないように思えます。しかし、犬の被毛は人間よりも密度が高く、特にアンダーコートを持つ犬種は、水を大量に含んでしまいます。
吸水性の低いタオルでゴシゴシ拭くことは、皮膚への刺激になるだけでなく、乾ききらないことで体温低下や皮膚トラブルの原因にも。
ドライヤー時間が長引けば、それだけ愛犬のストレスも増えてしまうのです。

犬用タオルの多くに使われているのが「マイクロファイバー」素材です。髪の毛の100分の1以下の極細繊維が、毛細管現象によって水分を素早く吸収します。
その便益は、ただ「よく水を吸う」だけではありません。タオルを被せて優しく押さえるだけで水分が取れるため、摩擦によるダメージを軽減し、ドライ時間を大幅に短縮できます。
結果として、愛犬のストレスが減り、バスタイムがもっと穏やかな時間になるのです。

マイクロファイバーは吸水・速乾性に優れる一方、熱に弱いという短所もあります。乾燥機の使用は避けた方が良いでしょう。
一方、コットン製のタオルは肌触りが優しく、丈夫ですが、乾きにくいのが難点です。
愛犬の肌質や、あなたがタオルのお手入れにかけられる時間を考慮して、最適な素材を選ぶことが大切です。