留守番から災害時まで。愛犬の命を守る、本当に役立つクレート活用術

UZUZ Magazine #359

留守番から災害時まで。愛犬の命を守る、本当に役立つクレート活用術

「クレートは買ったけれど、普段は部屋の隅に置いたまま…」そんな方も少なくないかもしれません。しかし、クレートは単なる「犬の寝床」以上の、無限の可能性を秘めています。
日常のちょっとした場面から、もしもの災害時まで。クレートを正しく活用することは、愛犬の安全を守り、あなたの心配を軽減するための最も有効な手段の一つです。
この記事では、具体的なシーンを想定したクレート活用法をご紹介します。

クレートの中から外を見た視点の写真。手前にはおもちゃとブランケットがあり、遠くには家の玄関ドアがぼやけて見える。

Point 01

日常編:留守番中の「安全基地」として

短い時間のお留守番でも、好奇心旺盛な犬は思わぬものを口にしてしまう危険性があります。電気コードをかじる、薬を誤飲する、ゴミ箱を漁るなどの事故は、クレートを使うことで未然に防げます。
クレートを「安全基地」として習慣づけておくことで、愛犬は飼い主がいない間も安心して過ごすことができ、あなたも余計な心配をせずに出かけることができます。

玄関のそばに置かれたスーツケースと、その横に置かれた布製のクレート。旅の準備が整っている様子を示している。

Point 02

移動編:車や公共交通機関での「快適な個室」として

車での移動中、犬が自由に動き回るのは非常に危険です。クレートをシートベルトでしっかり固定すれば、急ブレーキや事故の際に愛犬を守ることができます。
また、電車やバスなどの公共交通機関を利用する際や、ペット同伴可のホテルに宿泊する際にもクレートは必須アイテム。
普段から慣れさせておくことで、移動そのものが犬にとってストレスの少ない、快適な体験になります。

折り畳み式のクレートの横に、防災グッズが並べられている。クレートの上には光を反射する犬の迷子札が置かれている。

Point 03

緊急編:災害時の「命を守るシェルター」として

地震や水害などの災害が発生した際、ペットとの「同行避難」が原則となります。しかし、避難所では多くの人や動物が共同生活を送るため、クレートに入れない犬は受け入れを断られるケースも少なくありません。
クレートが自分だけの安全な場所だと認識していれば、慣れない環境でもストレスを最小限に抑えられます。
日頃からクレートに慣れさせておくことは、愛犬の命を守るための最高の防災準備なのです。

💡 この記事のまとめ

クレートは、私たちの想像以上に多機能で、愛犬の生活の質と安全性を高めてくれる頼もしいパートナーです。今日から、部屋の隅にあるクレートを、愛犬との生活の中心に置いてみませんか?
まずは短い留守番からでも結構です。日々の生活の中でクレートを活用する習慣をつけることが、愛犬とあなた自身を守る未来への備えとなります。

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