
UZUZ Magazine #389
プロが教える!愛犬にぴったりのロングリード選び【素材・長さ徹底比較】
「ロングリードを買ってみたけど、絡まりやすくて使いにくい」「水遊びで使ったら、重くて大変だった…」そんな経験から、2本目のロングリード選びに慎重になっていませんか?
実は、ロングリードは「素材」と「長さ」で使い心地が全く変わります。あなたの使い方と愛犬の個性に最適な、”運命の1本”を見つけるための比較ガイドです。

Point 01
目的で選ぶ「長さ」の最適解。5m, 10m, 15m以上?
リードの長さは、使用目的によって選びます。5m前後の短いタイプは、普段の散歩で少しだけ行動範囲を広げたい時や、基本的なトレーニングに最適です。
10mは最も標準的で、公園などである程度の広さを確保できる場所での使用に適した、汎用性の高い長さと言えるでしょう。
15m以上の長いタイプは、広大なドッグランや海岸など、ほぼノーリードに近い感覚で走らせたい上級者向け。長くなるほど操作が難しくなるため、注意が必要です。

Point 02
使い心地を左右する「素材」の世界。ナイロン、バイオシーン、革
素材選びは、快適性を大きく左右します。最も一般的な「ナイロン」は、軽くて安価ですが、水を含むと重くなり、絡まりやすいのが難点です。
近年人気の「バイオシーン」は、防水性が高く、汚れも拭き取るだけで簡単なため、水遊びや雨の日に最適。少し重さがありますが、絡まりにくいのも魅力です。
「革」は、使うほどに手に馴染む質感が特徴ですが、水に弱く、こまめな手入れが必要なため、こだわり派の方向けと言えるでしょう。

Point 03
意外と重要!「グリップ」と「ナスカン」の選び方
リード本体だけでなく、細部にも目を向けましょう。持ち手である「グリップ」は、クッション性のあるものを選ぶと、長時間の使用でも手が痛くなりにくく快適です。
そして、命綱とも言える「ナスカン(金具)」。愛犬のサイズに合わない小さなものは破損の危険があります。
愛犬の体重に適した強度を持ち、砂などが詰まりにくい構造のものを選ぶと、より安全に使用できます。回転カン付きのものなら、リードのねじれも防いでくれます。
💡 この記事のまとめ
ロングリードは、あなたと愛犬のアクティビティを豊かにする”相棒”のような存在。利用シーンを具体的に想像し、それぞれの素材や長さの長所・短所を理解すれば、きっと最適な一本が見つかります。新しい相棒と一緒に、これまで知らなかった愛犬の生き生きとした表情を発見しに出かけましょう。
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